これからの静電気試験をもっと楽に!
帯電した人体からの静電気放電現象を模擬し、電子機器の静電気放電に対する耐性を評価するための試験器です。電子機器の操作パネルやボタンスイッチ、筺体などに帯電した人体が接近して生じる静電気放電は、高電圧かつ高周波のノイズを発生し、電子機器の誤動作を引き起こす要因となります。静電気放電によるノイズを再現する静電気試験は、市場でのノイズによるトラブルを防ぐ必要不可欠なイミュニティ試験のひとつです。
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基本情報
● IEC 61000-4-2 / ISO 10605 規格準拠。 ● 放電ガンにタッチパネルを搭載し操作性を向上。 ● バッテリー駆動により可搬性が向上。大型機器などへの試験が便利に。 ● 試験を確実に実施するための、簡易の始業前点検用プリチェック機能付き。 ● CRユニットもワンタッチ交換。 ※静電気試験自動化のご要望につきましては弊社営業までお問い合わせ下さい。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
※お問合せください。
用途/実績例
【試験対象例】 ●家庭用電気製品(白物家電・AV機器・など) ●産業機器(工作機械・制御機器・事務機器など) ●産業機器(医療機器・遊戯機器・計測機器など) ●車載機器(ナビ・エアコン・オーディオなど) ●電子部品(制御基板や搭載の電子部品など) 【EMC規格】 ●IEC 61000-4-2,ISO 10605 ●個別の業界規格・メーカーさま社内規格
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当社はコンピュータの普及とともに誤動作の現象が社会問題化していく中で“EMC”という言葉が使われ始めていた1975年に「電子機器の誤動作を再現するためのノイズ試験器を製造する会社」として創業しました。以来、お客さまが造る製品の品質に寄与するため、静電気の放電現象、落雷時の高電流現象、自動車内における過渡的な現象や電磁界の可視化など電気的なノイズを再現(出力/測定)する製品、EMC試験の受託サービス(受託試験サイト「テストラボ船橋」)、「NoiseKen News(旧テクニカルレポート)」や「試験法ガイドブック」等の技術的な資料をご提供し、世界数十国5,000社を超えるお客さまに当社ブランド“NoiseKen”を採用頂くに至っております。これまでの歴史と到達点を踏まえ、今後も創業の原点である“電気的なノイズの再現に挑戦しつづける”ことに加え、品質・コスト・納期はもとより自働化やシミュレーションなど試験器/測定器の在り方の変化に対応しながら、“お客さまのEMC試験を楽(らく)にする会社” を目指すことで、EMC・ノイズ対策に寄与し、みなさまから永続的な存在を認めて頂ける“NoiseKen”を創造していく所存です。