モビリティ社会の安心・安全のために
「CASE」(コネクティッド(Connected)、自動化(Autonomous/Automated)、シェアリング(Shared)、電動化(Electric))と呼ばれる技術革新は、自動車開発において、これまでにない勢いで多様化が進んでおり、自動車の電動化が進む中、車両内の電子機器は相互干渉等によるEMC耐性を確認する重要性が増しています。 ISS-7800 Seriesは国際規格ISO 7637で要求される過渡サージを出力し、車載電子機器のノイズイミュニティ耐性を確認するための試験器です。 ISS-7800 Seriesは、パルスごとのユニットをラックに搭載した試験システムです。拡張性に優れ、必要によりpulse 5a/5b、Slow pulse + / -を搭載することができます。また、システム全体をPCを使用したソフトウェアで制御することにより、シーケンス試験やレポート作成ができます。
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基本情報
○ ISO 7637-2およびISO 7637-3規格に準拠した試験ができます。 ○ 12V / 24V系の各種試験に対応できます。 ○ BP4610を組込む事でPulse 2b、4が出力可能です。 ○ ISO 16750-2 2012年版 Load dump Test A/Bに対応。(ISS-7820/7821) ○ 多くの個別メーカー規格に対応。 ○ 場所をとらない縦型ラックに搭載した試験器です。 ○ カップリングクランプや波形確認用のオプションなども豊富にご用意しています。 ○ 付属のリモートコントロールソフトウェアにより、個別試験シーケンスの設定が可能です。 ○ リモートコントロールソフトは、操作性が高く、視覚的にも分かりやすい統合ソフトウェアです。 出力パルスはモデル(ISS-7810、ISS-7820、ISS-7821)により異なりますので、詳細はお問合せ下さい。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
※お問合せください。
用途/実績例
【EMC試験】 自動車に搭載される電子機器の耐性評価 ◎ISO7637/ISO10750/JASO D001/CISPR25/ECE R10 などに関連した試験器のご案内ができます。 【分類】 EMS試験(イミュニティ試験) 【EMC規格】 ISO/DIS7637-2.2,個別メーカー規格など
企業情報
当社はコンピュータの普及とともに誤動作の現象が社会問題化していく中で“EMC”という言葉が使われ始めていた1975年に「電子機器の誤動作を再現するためのノイズ試験器を製造する会社」として創業しました。以来、お客さまが造る製品の品質に寄与するため、静電気の放電現象、落雷時の高電流現象、自動車内における過渡的な現象や電磁界の可視化など電気的なノイズを再現(出力/測定)する製品、EMC試験の受託サービス(受託試験サイト「テストラボ船橋」)、「NoiseKen News(旧テクニカルレポート)」や「試験法ガイドブック」等の技術的な資料をご提供し、世界数十国5,000社を超えるお客さまに当社ブランド“NoiseKen”を採用頂くに至っております。これまでの歴史と到達点を踏まえ、今後も創業の原点である“電気的なノイズの再現に挑戦しつづける”ことに加え、品質・コスト・納期はもとより自働化やシミュレーションなど試験器/測定器の在り方の変化に対応しながら、“お客さまのEMC試験を楽(らく)にする会社” を目指すことで、EMC・ノイズ対策に寄与し、みなさまから永続的な存在を認めて頂ける“NoiseKen”を創造していく所存です。