UHMW-PEの特殊コンパウンド品・押出フィルムです。 摩擦係数が低く、耐摩耗性や機械強度、耐薬品性に優れる等の特徴があります
UHMW-PEとはUltra High Molecular Weight Polyethylene = 超高分子量ポリエチレンの略称です。 UHMW-PEは平均分子量が50万以上のポリエチレンであり、摩擦係数が低く、耐摩耗性や機械強度、耐薬品性に優れる等の特徴があります。一方溶融粘度が高く射出成形や押出成形が困難なグレードが多い材料です。 DREYLUB(ドライルブ)は、射出成形や押出成形が可能なUHMW-PEの特殊コンパウンド品です。高度なコンパウンド技術と処方ノウハウによりお客様のニーズに合うカスタマイズ材料をご提案します。 DREYFOL(ドライフォル)はUHMW-PEの溶融押出フィルムです。 一般的なUHMW-PEフィルムは、樹脂自体の溶融粘度が高いことから、まず圧縮成形により円筒を作り、その円筒から削り出してフィルム化されます。そのため多孔質であることが一般的です。 これに対してDREYFOLは、溶融押出成形でフィルム化することを実現しました。一度溶融してから押出成形されたフィルムは多孔質ではないため、多孔質フィルムと比較して、フィルムの耐久性や機械特性などに優れています。
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基本情報
DREYLUBの特徴 □低摩擦係数・自己潤滑性 フッ素樹脂とほぼ同等の低摩擦係数であり、自己潤滑性を有するため、摺動用途に適しています。 □耐摩耗性 POM、PA、PBT等のエンプラよりも優れた耐摩耗性を発現します。 □耐薬品性 酸やアルカリ等の各種化学薬品に対する高い安定性があります。 □静音性 ギアやローラー等の用途でノイズが抑えられる特徴を有しています。 □低比重 UHMW-PE樹脂の比重は0.92〜0.94と小さく軽量化に適しています。 □PFOAフリー 有機フッ素化合物であるPFOA(ペルフルオロオクタン酸)を含みません。PTFE等のフッ素樹脂代替としてご検討いただけます。 DREYFOLの特徴 □非多孔質 溶融押出成形で製造されるため、樹脂同士が密着しており多孔質ではありません。これによりフィルムとしての耐久性や耐摩耗性、耐薬品性、耐湿性などの向上が期待できます。 □PFOAフリー 有機フッ素化合物であるPFOA(ペルフルオロオクタン酸)を含みません。PTFE等のフッ素樹脂代替としてもご検討いただけます。
価格帯
納期
用途/実績例
摩擦係数が低く、耐摩耗性や機械強度、耐薬品性が求められる用途に使われています。
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