長時間 (4h以上) の焼成が必要なサンプルはバッチタイプのロータリーキルンを推奨しています。
連続式ロータリーキルン同様に様々な雰囲気ガスを炉内挿入し、攪拌させながら原料を焼成します。 ■設備特長 ・段階的にヒータ温度変更が可能:昇温〜保持〜降温のプロセスを処理原料に応じて段階的に温度パターンを設定できます。 ・コンタミを配慮したカスタマイズ:Fe等の金属コンタミを抑えるために処理物接触部をニッケル等の特殊合金にカスタマイズすることが可能です。特殊材の溶接に自信があるからこそ提案できる技術です。 ・シール対策:お客様のニーズに合わせたシール構造を提案します。また、微細な原料に対しては、シール周りの飛散を抑えるための集塵・防塵カバーも取り揃えております。 ・高気密シール (オプション) :カーボン材を用いた独自のシール構造により、可燃性雰囲気下での連続焼成を実現します (高気密シール特許番号:特許第4150368号) 。 ・顧客ニーズに応じた仕様のカスタマイズ:レトルトや接粉部の材質選定から排ガス処理設備までお客様のニーズに合致した試験装置の提案が可能です。 ・バッチ式の為、小ロッド生産が可能。 ■設備用途 各種粒体の乾燥・焼成・酸化 等
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『熱の力で社会を支える熱技術のイノベーター』 タナベには、創業以来、一世紀に渡り培ってきた「熱技術」があります。この熱技術を、時代のニーズに合わせ、様々な形に応用、活用してきました。ゴミをいかに減らすか、限りある資源をいかに再利用するか、温室効果ガスをいかに減らすか。時代の課題に熱技術で挑む「熱技術のイノベーター」、それがタナベです。 『一世紀に及ぶ熱技術の追求』 タナベの歴史は、地元企業が所有する電気炉のメンテナンス事業から始まります。1957年には初の電気炉を製造・納入し、製鉄業界向けの電気炉メーカーへと転身。それ以降、各種電気炉を始めとする溶融炉や、ロータリーキルンやオーブン炉などの各種工業炉を、幅広い産業を対象に提供しています。