イメージセンサの黒色材料に最適なアルミニウム用低反射性プロセス
光を電気信号に変換し、データ転送を行うイメージセンサは、デジタルカメラやスマートフォンでの撮像目的だけでなく、ADAS(先進運転支援システム)における距離測定や、産業用ロボットが適切に動作するためのセンシングとしても活用されています。 イメージセンサの受光部には、光の乱反射防止や迷光除去の目的で、低反射な黒色材料が用いられます。従来、アルミニウム材料を黒色化する場合は、黒クロムめっき、黒色無電解ニッケルめっき、黒染めのアルマイトなどが行われてきましたが、環境負荷の問題や耐食性が得られにくいという課題がありました。そこで、当社は、従来の黒染めのアルマイトよりも低いL値を示す、直接施工が可能なアルミニウム用低反射性プロセス「トップアルクロイプロセス」を新たに開発しました。
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基本情報
自動車、電気自動車、家電製品、各種エレクトロニクス向けに各種めっき・表面処理薬品と高機能製品の開発を進めておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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用途/実績例
センサーデバイス、センシングカメラ、光学部品、光学機器 意匠性向上
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企業情報
当社は、表面処理・無機材料・食品分野において、世界のものづくりをカガクで支える研究開発型企業です。 【表面処理部門】 ・半導体後工程向け表面処理薬品の新ブランド「TORYZA(トライザ)」を立ち上げ、超微細配線用銅めっき添加剤、UBM形成用無電解めっきプロセスなどの各種めっき薬品と装置をご提案。 ・美しい金属外観、高級感、抗菌・抗ウイルス性能などの高付加価値を与えるプラスチックめっき用の表面処理薬品をプロセスでご提案します。 ・スマートフォンなどの筐体を美しく彩るアルミニウム合金の陽極酸化と染色用のプロセス薬品をご提案。環境対応型プロセス、抗菌・抗ウイルス用途表面処理薬品もラインアップ。 ・耐食性、耐摩耗性、摺動性など、素材に新たな機能を付与する無電解ニッケルめっき薬品や低温タイプや長寿命タイプの環境対応型の各種製品をご用意しています。 【無機材料部門】ガラスの設計、加工、量産までトータルプロデュース。高品質なガラス材料で、デザイン性と機能性の向上に貢献 【食品部門】 「おいしさ」と「安全」を食卓へ。食品素材で構成される高機能製品の開発に挑戦