糞便中有機酸(短鎖脂肪酸)分析と細菌叢・菌類叢(マイクロバイオーム)解析が可能。採取した糞便を室温で保存可能な採便キットも販売中
食品の機能性を評価する手法の一つとして腸内環境分析が注目されています。例えば、糞便中有機酸(短鎖脂肪酸)や腸内細菌叢を調べることで、腸内環境の変化をとらえることができます。当社では、糞便中有機酸(短鎖脂肪酸)分析や腸内細菌叢解析を受託いたします。 腸内環境分析では、非侵襲的に採取できる検体として糞便が多く用いられます。糞便は採取後液体窒素などで速やかに凍結し、-80℃で凍結保存することが推奨されています。そして、この凍結状態の維持は、特にヒトを対象とした腸内環境分析において、検体採取のハードルの一つとなっています。そこで当社では、糞便を凍結することなく短鎖脂肪酸と腸内細菌叢を保存可能な採取キットを開発・販売しています。 【詳細は関連リンクをご確認ください】 ※※イプロス割あります!※※ ご依頼時に「イプロスを見た」とお伝えください。費用の3%を割引いたします。 【本割引は、2025年2月9日までにご依頼の解析で、初めて当社をご利用のお客様が対象となります】
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基本情報
■糞便中有機酸(短鎖脂肪酸)分析 ● 分析方法 LC(pH緩衝化ポストカラム電気伝導度検出法) ● 分析項目 酢酸、プロピオン酸、コハク酸、乳酸、iso-酪酸、iso-吉草酸、n-酪酸、n-吉草酸、ギ酸 ■菌叢(マイクロバイオーム)解析 ●アンプリコンシーケンス解析 ◎糞便中の菌叢を解析 ◎界~種レベルで解析 〈解析項目:リードの同定、QIIME2によるα・β多様性解析、Rによる統計解析、予測メタゲノム解析等〉 ■糞便採取キット「メタボロキーパー」 ● 糞便中有機酸(短鎖脂肪酸)と菌叢を室温で1ヶ月程度、安定的に維持保持可能 ● 保存液中の内部標準物質により、定量的に濃度補正が可能
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
機能性食品摂取時の腸内環境変化の測定 腸内細菌叢の健康状態やバランスの評価 腸のバリア機能の評価 肥満・糖尿病の治療効果をモニタリング 腸内細菌叢と代謝物の関係に関する研究 特定疾患と腸内環境の相関に関する研究 など
詳細情報
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【メタボロキーパー (糞便) 採取キット】 凍結させることなく、腸内細菌叢解析および糞便理化学分析が行えます。容器上部に保存液が充填されており、保存液中の内部標準物質により、定量的に濃度補正が可能となっています。実施可能な糞便理化学分析項目は、糞便中有機酸分析です。 楽流カップWIDEと組み合わせたキット販売となります。
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分析・解析の委託では得られるデータの正確さが非常に重要です。当社の腸内環境分析は20年以上にわたり多くの研究者にご利用いただいています。そして、その結果は既に多くの学術論文にご活用いただいています。
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当社では、微生物に関する受託分析サービスを提供しています。 微生物同定、微生物群集構造解析、腸内環境分析など、幅広いサービスでお客様の試験・分析・研究をサポートします。 学術研究、製品の研究・開発、衛生管理など、多様なニーズにお応えします。