ブラスト処理をすることにより、塗装の密着性が大きく向上し美しい外観を得る事ができます。
ブラスト処理とは 圧縮した空気と研磨剤を同時に噴射する事で素材と研磨剤を高速で衝突させる「素地調整」の一種です。 高速で衝突した研磨剤は素材の表面を削り取り、素材を露出させます。 なにも処理されていない素材の表面には酸化被膜(ミルスケール)や錆、不純物が多く付着しています。 これらの不純物は除去しておかなければ、塗装はたちまち剥がれ落ちてしまいます。 入念な素地調整は塗装不良を未然に防ぐ事が出来るのです。 ブラストは薬品等は使用せず、研磨剤の種類も多くあるので対象の材質を問わず加工できる事も大きなメリット。 また塗装のみならずメッキやライニング、コーティングなど前処理としても非常に有効です。 表面に研磨剤が衝突してできた無数の凹凸に接触面積は増大し、さらに隙間に侵入し硬化する『アンカー効果』を得る事ができるのです。 これらの効果で密着性が大幅に上昇し、塗装の仕上がりも美しくなります。 不純物は一切なく、強力に密着した塗装は通常の塗装と比較し、防錆効果が3~4倍も長持ちすると言われています。 塗り替え、補修、メンテナンスの頻度を減らし、間隔を延ばすことで資源とコストの削減が可能です。
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◎素地調整(英語:Surface preparation) 素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。 素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し、更に形成した凹凸によって塗料の付着性を大きく向上させます。 塗装寿命に影響する原因は素地調整によるものが50%を占める程、重要な処理となります。 【塗膜の寿命に及ぼす影響/原因】 https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/179473 ◎ミルスケール(英語:Mil scale) 黒皮とも呼ばれ、鋼材を製造する際に出来る表面の酸化被膜です。 熱間圧延という製造方法では金属を高温に熱し形成するため、大気中の酸素と結合する事で黒皮になります。 塗装を施す場合でも黒皮は密着性が悪いので、除去することが一般的です。 【代表的な塗装不良一覧 原因と対策】 https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192232/
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お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどご気軽に連絡下さい。
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当社は、多様な現場のニーズに合わせた製造を行っております。 能力・立地の良さと徹底した品質管理や納期管理で、お客様のご要望に対応。 材料発注から製缶、加工、素地調整、塗装まで全てお任せください。 また、防錆に関して長年に渡り研究開発に努め、「防錆部」として確固たる 技術と設備を有しており、塗装の色剥ぎ作業等も行っております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。