プリフォーム生産を進化させるコンポジットファイバー縫い付け機「TCWM」
TCWMは、強化繊維の縫い付けに特化したコンポジットファイバー縫い付け機です。 炭素繊維(カーボンファイバー)などの強化繊維を完成品に近い形で配向できるため、 無駄を省いた高精度プリフォーム(中間基材)の生産を実現します。 コンポジット先進国であるヨーロッパ地域をはじめとして、 ロケットや航空機、クルマなどモビリティの一部、スツールやキャンプ用品などへの実用化が進んでいます。 【TFP工法で強化繊維の素材能力を最大限に活かした配向設計を】 テーラードファイバープレースメント工法(TFP工法)は、 要求に応じて基材上に強化繊維を縫いとめてプリフォームを形成する工法です。 繊維方向に強く、方向外には弱いという強化繊維の異方性を考慮し、力がかかる方向に繊維を配向できるのがTFP工法の最大の強みです。 また、従来の工法に比べ繊維を切断することなく使用することで高い剛性を保ちながら、材料の廃棄率も低減することが出来ます。 ▶TFP工法の詳細はこちら https://www.tajima.com/jp/product/tfp/
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基本情報
【主な仕様】 ■ヘッド数:1~12頭 ■針数 :1針orツイン ■針間 :520~2,30mm ■最高回転数:Max.1,000rpm ■消費電力:2.4kw ※詳しくはお気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
▶株式会社TISMの参画する「CFRP-アルミニウム一体化モノコック-カーボンニュートラルのための新しいアプローチ」が「JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS」を受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000039898.html (関連記事) ▶社内インタビュー|複合材料技術を評価する世界的な賞を受賞。自動車への技術展開で、刺繍の可能性を広げる。 https://www.tajima.com/jp/tajimag/special/3925/
詳細情報
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軽量化と高剛性を両立した製品・部品の製作をサポート
企業情報
1944年創業の老舗刺繍機メーカー 私たちは、刺繍の繊細さ・美しさを極限まで追求し、“匠の技”を再現するAI技術に辿り着きました。 さらに、進化する市場ニーズに対応するため、刺繍DXにも積極的に取り組み、 2022年にはカナダのソフトウェア有力企業をグループに迎え、 ハードウェア×ソフトウェアの両軸で刺繍ビジネスの革新を推進しています。 その刺繍への情熱は、世界の名だたるメゾンやデザイナーからも高く評価され、 欧州のラグジュアリーブランドをはじめとするグローバル市場で広く採用されています。