「ショットとグリット」 研磨材の形状
ショットとグリットの違いは材質・加工方法ではなく、形状の違いとなります。 ブラスト処理に使用される研磨材(研削材)には様々な形状があり、その形状によって加工効果と仕上がりは大きく変化します。 『ブラスト研磨材の形状について』 研磨剤の形状は大きく分けて3種類となります。 1,球状・ラウンドカット 球状またはラウンドカットと呼ばれる円柱状・多角形状のエッジを削り球状に近づけた形状です。 「ショット」、「ビーズ」、「ラウンドカット」と呼ばれ、前後に材質名が付いた商品が多くあります。 例)スチールショット、ステンレスビーズ 2,円柱状・ワイヤーカット 線材(ワイヤー)を細かく切断する事で円柱の形状をしています。 「ワイヤーカット」、「カットワイヤー」と呼ばれ、前後に材質名が付いた商品が多くあります。 例)スチールカットワイヤー、ステンレスカットワイヤー 3,多角形状・鋭角状 鋭角の多い多角形で尖っている角が多くある形状です。 「グリット」と呼ばれ、前後に材質名が付いた商品が多くあります。 例)スチールグリット、ステンレスグリット
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『形状による加工効果の違い』 研磨材の形状が異なる事で加工後の仕上がり、加工効果、損傷度は大きく異なります。 1,球状・ラウンドカット 球状であるため、被加工物への損傷を抑えた加工が可能です。 表面を叩くように加工する事で丸い打痕を形成します。 微細な凹凸を形成する事での梨地加工、バリ取り、残留応力の除去が可能なショットピーニングといった加工効果を目的として使用されることが多くあります 2,円柱状・ワイヤーカット 円柱状で円形部と切断面のエッジ部があるので、被加工物は球状と多角形状の中間の損傷程度となります。 切断面のエッジを活かし鋭角ではありませんが、表面を粗面化させることが可能です。 切削力が高い訳ではなので、バリ取りを目的として使用されることが多いです。 3,多角形状・鋭角状 不規則で鋭角の多い形状なので、強力な研削力があり被加工物の表面へランダムな凹凸を形成するため損傷程度は大きいです。 塗装や接着剤などの密着を大きく向上させる最適なアンカーパターンを形成します。 塗装前の素地調整(下地処理)、古くなった塗膜や樹脂の除去、錆落としなどを目的として使用されることが多くあります。
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お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどお気軽にご連絡下さい。
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