20kN卓上型引張試験機
教育用として特別に設計された卓上型引張試験機は、回転ハンドル式油圧ポンプで最大20kNの荷重を加えて引張や圧縮試験を行います。試験荷重は大きく見やすい計器にキロニュートン(kN)表示され最大荷重を記録(置針式)します。試験片の伸びはデジタル式ダイヤルゲージにより0.001mmの精度で測定されます。引張試験用の試験片(直径5.0mm)はネジ式(M10)で装置へ容易に取付けでき、素材の異なる試験片が4種類用意されています(鉄、アルミ、黄銅、銅) PC接続用キット(SM1250)が付属されており、コンピュータ上(別売)で荷重(N)、伸び値(mm)を観察、データ収集することができます。
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基本情報
■20kN引張試験機仕様(SM1201) 寸法:400 x 400 x H900 mm 質量:約33kg 最大荷重:20 kN 荷重計目盛り間隔 :0.5kN ストローク:最大 約30mm 可動方式:回転ハンドル式油圧ポンプ 引張試験片固定ねじ:M10 引張試験片長さ:最大80mm(※200mm) 圧縮試験片長さ:最大160mm(受面φ50) ダイヤルゲージ分解能:0.001mm 使用温度環境:温度 5 ℃~40 ℃ 油圧オイル充填量 :約130mL 油圧作動オイル種類:VG32又はVG46 【付属品】 引張試験片(4種類x5本) MT3018-1 軟鋼(SS400)x5本 MT3018-2 アルミニウム(A6085)x5本 MT3018-3 黄銅(CW614N)x5本 MT3018-4 銅(C1100)x5本 圧縮試験用ブロック(φ50mm) 伸び計測用ダイヤルゲージ
価格帯
納期
用途/実績例
【SM1201の計測精度について】 この引張試験機SM1201では明確な上・下降伏点を観察することは難しいでしょう。 回転式油圧ハンドルによって出来るだけ変位速度を一定操作できるよう工夫しておりますが、手動式では動作が粗くスムーズなグラフを描くことができませんので予めご了承ください。 実験から算出されたヤング率は、理論値よりも低い値となるでしょう。 ダイヤルゲージで表示された変位は、試験片伸びの他、試験片チャック機構等の余計な変位も含まれています。SM1201で出来るだけ正確な変位を測定するには、チャック滑り補正値を使って表示値を補正する必要がありますので予めご了承ください。 上・下降伏点やヤング率を正確に計測するためには、より高度な引張試験機(変位速度一定の電動モータ駆動式等)をご選択ください。
詳細情報
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試験片(別売)消耗品 MT3018-1 軟鋼(SS400)x5本 MT3018-2 アルミニウム(A6085)x5本 MT3018-3 黄銅(CW614N)x5本 MT3018-4 銅(C1100)x5本
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■PC接続キット仕様(SM1250) 制御ボックス寸法:W125xD110xH55mm 制御ボックス質量:約0.1kg 電源:AC100~AC240V 1A 50/60Hz 圧力表示分解能:0.01 kN 変位表示分解能 :0.001 mm 計測間隔:約4回/秒(250ms) データ出力:Excel, csv形式 PC環境(別売):Windows 8以降 使用温度環境:温度 5 ℃~40 ℃ 【付属品】 ダイヤルゲージ用接続ケーブル、圧力センサ PC接続用USBケーブル、ソフトウェア ACアダプタ電源(DC12V)
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ソフトウェア参考画面(付属品) SS400軟鋼引張試験
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メガケムは全国の大学、短大、高専、高等学校、専門学校へ各種実験、実習装置の設計・製作・輸入販売を行っています。 世界は様々な分野において発展を遂げてきましたが、私たちの地球環境は自らによって乱され限界に近づいている様に思えます。地球環境と共生する新しい日本の技術を世界は求めています。