キーワード: 環境振動 居住性能 振動感覚 振動予測 振動対策
住まいや仕事・学習の場となる建物は、地震や台風などの自然災害に対する安全性や、長期間にわたる使用に対する耐久性など、その建物に求められるさまざまな性能を満たすように設計され建設されています。建物内に快適で健康的な居住環境を創り出すこともそのような要求性能の一つです。安全性や耐久性と違って建物の性能が日常生活に直結しますので、居住環境は皆さんの想像以上に重要な性能です。 我々の研究室では、居住環境に関わる要素である環境振動について様々な研究を行っています。例えば、どの程度の大きさのどのような特徴を持った振動が居住環境において問題となり得るのか、実際の建物内での種々の振動を振動試験機により再現した実験を行って調査しています。また、環境振動は騒音と同時に生じる場合も少なくありませんので、環境振動と騒音が居住者に与える複合的な影響について、それらを同時に発生させる実験を行って検討しています。
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基本情報
松本 泰尚(マツモト ヤスナオ) 教授 大学院理工学研究科 環境社会基盤部門 社会基盤創成領域 【最近の研究テーマ】 ●環境振動の対策 ●橋梁振動の予測・対策 ●橋梁の構造ヘルスモニタリング
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納期
用途/実績例
【産業界へのアピールポイント】 ●参加者の安全に配慮して設計、製作された振動試験機による実験 ●環境振動が与える居住者への影響の適切な評価 ●人の振動感覚への影響を考慮した効果的な振動対策 【実用化例・応用事例・活用例】 ●環境振動評価法、評価基準 ●環境振動対策による効果の評価
詳細情報
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振動実験の様子
企業情報
埼玉大学オープンイノベーションセンターは、産学官連携における リエゾンオフィスとしての機能を持ったセンターです。 産学官連携部門、知的財産部門、スタートアップ支援部門の3部門からなり、それぞれの 部門には、各種分野に精通したコーディネータを配置。 センターの活動としては、企業等における技術的課題の解決、 共同研究実施支援、埼玉大学の知的財産の紹介・活用に向けた 技術移転等を行っております。