キーワード: パーソナル・ネットワーク 金融 銀行 企業
私たち個人は、多様な人たちと繋がりあって生きています。高校時代の友達、サッカークラブの先輩、前の職場の後輩、現在の部署の上司・・・など、人々は互いに多様な要素で繋がりあっており、その「個人のつながり(パーソナル・ネットワーク)」は出身地、学歴、職歴、業務歴、趣味といったデータを用いて分析したり可視化したりすることができます。最近、このようなデータが可能になったことで、つながりがもたらす経済的効果を分析する研究が世界的に行われています。つながりは、個人の貧困から脱出、企業不正、イノベーション、金融取引のパフォーマンスなどに影響することが分かっています。 私は長年、経済における銀行の機能や行動を分析し、より良い銀行のあり方について研究してきました。その中で、パーソナル・ネットワークに出会い、その役割や影響について銀行のみならず一般企業にまで分析対象を広げ研究を行っています。
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基本情報
長田 健(オサダ タケシ) 教授 大学院人文社会科学研究科 【最近の研究テーマ】 ●デジタル社会における金融機関の役割 ● The Reversal of BoJ’s Balance Sheet Policy and Liquidity Dependence ● Old Boy Network, Capital Injection and Banks’ Returns: Evidence from Japanese Banks ● The impact of banking concentration on industrial competition
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用途/実績例
【産業界へのアピールポイント】 ●私たちは日々の生活の中で個人の繋がりの重要性を認識しているはずです。企業も政府もそれを データ化して分析し活かす時代が来ていると思います。 【実用化例・応用事例・活用例】 ●役員などの選任 ●採用人事 ●社内の人材配置 ●社外の繋がりの開拓
企業情報
埼玉大学オープンイノベーションセンターは、産学官連携における リエゾンオフィスとしての機能を持ったセンターです。 産学官連携部門、知的財産部門、スタートアップ支援部門の3部門からなり、それぞれの 部門には、各種分野に精通したコーディネータを配置。 センターの活動としては、企業等における技術的課題の解決、 共同研究実施支援、埼玉大学の知的財産の紹介・活用に向けた 技術移転等を行っております。