キーワード: OPPA 論 教育評価 自己評価 理論と実践の融合 学習・授業改善 非認知能力 主体的に学習に取り組む態度
私の専門は「自己評価」です。具体的には一枚ポートフォリオ評価(One Page Portfolio Assessment:OPPA)論を中心に研究しています。ここでの「自己評価」とは、学びにより自己の概念や考え方がどのように変わったのかを自覚することを指します。自己評価は「(今日の学習は)よかった、悪かった」というような情意面の変容に注目することが多いのですが、私の研究では認知面(思考、判断など)に注目しています。 最近は「教師の教育観」の変容に注目しています。教育観とは、「教育とは何か」、「学ぶとは何か」といった教育の本質に関わる考え方を指します。物事の本質について「自己評価」により改めて問い直すことで、考え方の変容が促され、改善に必要な要素が明らかになることがわかっています。さらに、これが日本人が持ちにくいとされる「自尊感情」や「自己肯定感」といった非認知能力の育成に効果があることが明らかになりつつあります。
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基本情報
中島 雅子(ナカジマ マサコ) 准教授 教育学部 【最近の研究テーマ】 ●概念や考え方の形成過程を重視した自己評価 ●理論と実践の止揚 ●現場に生きる教育研究 ●自己評価による学習・授業改善
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用途/実績例
【産業界へのアピールポイント】 ● OPP シートを活用した各種研修(学習ポートフォリオによる企業研修) ●価値観に注目した企業風土の変革 ●社会人教育 ●人材育成 ●概念や考え方の形成過程を重視した企業改革 【実用化例・応用事例・活用例】 ●非認知能力の評価と育成(企業との共同研究で実証済) 以下、学校現場との連携により実証済のものをいくつかあげます。 ●学習者および教師の自己評価による授業改善 ● OPPA 論を活用した教員の校内研修 ● OPP シートを活用した研修履歴による教員研修
詳細情報
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非認知能力の例
企業情報
埼玉大学オープンイノベーションセンターは、産学官連携における リエゾンオフィスとしての機能を持ったセンターです。 産学官連携部門、知的財産部門、スタートアップ支援部門の3部門からなり、それぞれの 部門には、各種分野に精通したコーディネータを配置。 センターの活動としては、企業等における技術的課題の解決、 共同研究実施支援、埼玉大学の知的財産の紹介・活用に向けた 技術移転等を行っております。