キーワード: コンピュータビジョン 移動ロボット 人物行動計測 インタラクティブシステム
前から歩いて来た人を左右のどちらに避けようか迷ったことはありませんか?これから身近になる自動走行ロボットも、周囲の人の動きと調和して安全に移動できることが求められます。私たちは、カメラやLiDAR などのセンサを使って人の動きを計測する技術と、自律移動するロボット技術を統合して、同伴者と一緒に移動できるロボット車いすや、声で指示をしたり、荷物を入れたいときにそばに来てくれたりするロボット買い物カートなど、人と協調するロボットの開発をしています。 また、ロボットや情報デバイスを用いた人と人のコミュニケーションの支援についても取り組んでおり、例えば、コンサートで使うペンライトをIoT 化して自宅にいてもライブ会場に居るかのように盛り上がりを感じることができるシステムなどを作成しています。 これらのシステムのデザインには、人と人、人とシステムの関係を考える社会学の知見を活かしています。
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基本情報
小林 貴訓(コバヤシ ヨシノリ) 教授 大学院理工学研究科 数理電子情報部門 情報領域 【最近の研究テーマ】 ●スマートフォンを援用した歩行者の追跡と行動計測 ●全方位テレビ電話と連携した移動ロボットシステム ●演者と観客をつなぐインタラクティブペンライト ●感情を表現するロボットを用いたコミュニケーション支援 ●協働体験に基づいて過去の体験やVR での体験を増強する対話ロボット
価格帯
納期
用途/実績例
【産業界へのアピールポイント】 ●カメラやLiDAR で人の行動を計測する技術を保有している。 ●障害物を避けながら目的地まで自動走行する移動ロボット技術を保有している。 ●人と一緒に活動するロボットは、どう振舞うべきかのノウハウを保有している。 ●移動ロボットやインタラクティブシステムに関する特許を複数保有している。 【実用化例・応用事例・活用例】 ●同伴者と協調移動するロボット車いす ●誘導と追従を自動化したロボット買い物カート ●美術館や博物館などでの来場者の動線計測 ●歩行者の属性(身長や年齢)やグループの識別 ●呼吸や心拍数などの生体情報の計測
詳細情報
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インタラクティブペンライト
企業情報
埼玉大学オープンイノベーションセンターは、産学官連携における リエゾンオフィスとしての機能を持ったセンターです。 産学官連携部門、知的財産部門、スタートアップ支援部門の3部門からなり、それぞれの 部門には、各種分野に精通したコーディネータを配置。 センターの活動としては、企業等における技術的課題の解決、 共同研究実施支援、埼玉大学の知的財産の紹介・活用に向けた 技術移転等を行っております。