オムニポーラホール効果 SOT-23。標準 ±60G、標準 1.8μA
磁気センサ「マイクロパワーSL353シリーズ」センサIC (集積回路) は永久磁石、電磁石の磁界により動作する、小型で多目的のデジタルホール効果デバイスです。当シリーズの高感度デバイスは、幅広い種類の低消費電力が必要とされるアプリケーションに適合するよう設計されています。 SL353シリーズはN/S両極に反応するため、磁石の極性を特定する必要がなくなり、取り付けの簡素化とシステムコストの低減を実現できます。 これらの低消費電力センシングデバイスは、BiCMOS(バイポーラ相補金属酸化物半導体)技術と、短時間だけ電源をオンにするタイミング回路を使用しています。1:残りの期間(デューティサイクル)はオフになっています。1:平均消費電流を大幅に削減します。 両製品とも2.2 Vという低い供給電圧で作動するため、省エネルギーの面でも優れています。 プッシュプル出力にはプルアップ抵抗が不要なため、極めて低い電流レベルでの動作が可能になり、コストと電流消費の低減につながります。
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基本情報
SL353シリーズには2つのデューティサイクル構成があり、さまざまなアプリケーションニーズに対応します。 SL353HT:高デューティサイクル (13% 標準) は、高速スイッチングおよび標準的なホール効果センサICより低い電流 (0.33 mA標準)を必要とするアプリケーション用です。 SL353LT:超低デューティサイクル (0.013% 標準) は、極めて低い電流ドレイン (1.8 µA 標準)を必要とし 、高速スイッチングを必要としないアプリケーションで使用することによって、バッテリー寿命を延ばすことができます。 SL353シリーズは25 °C [77 °F]で標準動作点 ±60 Gaussです。 当センサは、オートメーションピック&プレースに対応したテープ&リール(3000ユニット/リール)にサブミニチュアSOT-23表面実装パッケージでの提供となります。
価格帯
納期
用途/実績例
当シリーズの高感度デバイスは、幅広い種類の低消費電力が必要とされるアプリケーションに適合するよう設計されています。
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