キーワード: 画像処理 コンピュータビジョン コンピュテーショナルフォトグラフィ AI モバイルカメラ
スマートフォンは、日常的な写真撮影において最も身近なデバイスとなっており、撮影、編集、共有までを一つのデバイスで完結させることができます。私は、AI による画像処理技術を活用して、モバイルカメラにおける写真体験の向上を目指しています。 従来、スマートフォンのような小型のカメラは、レンズやセンサが物理的に小さいため、画質や色再現性に限界がありました。しかし、現代のスマートフォンは高い計算能力を備えているため、AI を用いた複雑な画像処理をリアルタイムで行うことができます。これによって、スマートフォンのような小さなカメラでも非常にきれいな写真を撮影することができます。 さらに、AI 技術は撮影後の画像編集においても革新をもたらしています。例えば、画像変換技術を用いることで、撮影した物体の見かけの材質を、ユーザの意図に沿った別の材質に変換することができます。
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基本情報
入山 太嗣(イリヤマ タイシ) 助教 大学院理工学研究科 数理電子情報部門 情報領域 【最近の研究テーマ】 ●モバイルカメラ向けCFA 配列に対するデモザイキング ●カメラ画像信号処理のためのマルチタスク深層学習モデル ●画像生成を用いた別視点画像合成による映り込みを伴う物体の質感再現
価格帯
納期
用途/実績例
【産業界へのアピールポイント】 ● AI を活用したカメラ画像信号処理技術により、RAW 画像から高品質なカラー画像を復元できます。 ●直感的で高品質な写真編集により、モバイルカメラのユーザ体験が向上できます。 【実用化例・応用事例・活用例】 ●(活用例)AI を活用したスマートフォン向けカメラ画像信号処理アルゴリズムの開発
詳細情報
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映り込みを含む物体の見かけの材質を、参照となるテクスチャ画像が持つ別の材質に返還する
企業情報
埼玉大学オープンイノベーションセンターは、産学官連携における リエゾンオフィスとしての機能を持ったセンターです。 産学官連携部門、知的財産部門、スタートアップ支援部門の3部門からなり、それぞれの 部門には、各種分野に精通したコーディネータを配置。 センターの活動としては、企業等における技術的課題の解決、 共同研究実施支援、埼玉大学の知的財産の紹介・活用に向けた 技術移転等を行っております。