放射線を使わず、高精度にフィルム重量を測定。品質管理を効率化します。
医薬品包装の製造工程では、フィルム・シート材の重量管理が品質管理において非常に重要です。従来の放射線を用いた測定方法では、資格を持った管理者や作業員の教育・安全管理、関連機関への申請など、多くの手間とコストがかかっていました。 そこで、マーポス株式会社が提供する「超音波式フィルム重量測定システム」は、放射線を使用せず、非接触で高精度な重量測定を実現します。 【活用シーン】 * フィルム材料の圧延: 製造品質を坪量で評価、測定分布より均一性を確認 * コーティングおよび乾燥工程: コーティング直後や乾燥後の材料のコーティング量・乾燥状況を坪量で評価 * カレンダリング工程: 圧縮の前後でモニタリングし、製造品質を評価 【導入の効果】 * 放射線管理の手間とコストを削減 * 測定精度向上による品質管理の強化 * インライン化、自動化のよる検査時間の短縮および生産性向上 * 労働環境の改善
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基本情報
【特長】 * 放射線を使用しないため安全 * 非接触測定で、フィルムへのダメージがない * 高精度な測定を実現し、品質管理の向上に貢献 * さまざまな素材に対応可能 * 測定データの記録・管理が容易 当社の強み マーポス株式会社は、50年以上の実績を持つ測定・検査のグローバルパートナーです。国内外さまざまな業界のお客様に、高品質な製品とサービスを提供しています。お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案し、お客様の課題解決を支援いたします。
価格帯
納期
用途/実績例
用途例: * PTPシートのアルミ箔厚み管理 * 輸液バッグ用フィルムのシール部品質管理 * 個包装粉末医薬品の包装フィルム強度管理 ※詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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UNISENSE(ユニセンス) | 1つのセンサーを測定対象の幅方向にスキャンさせて測定を行います。 |
MULTISENSE(マルチセンス) | 複数のセンサーを幅方向に並べ、測定対象全体の重量を測定します。トランスバースタイプでは測定できなかった重量分布を測定することができます。 |
UNISENSE GO(ユニセンス・ゴー) | ラボなど様々な場所に設置可能なポータブルシステムです。超音波を使用し、インラインでシート状の測定対象ワークの単位面積当たりの重量(坪量)を測定します。 |
カタログ(3)
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マーポス株式会社は、世界のものづくりのパートナーを目指すイタリアのマーポスグループの日本法人として1970年に設立されました。 製造工程における機械加工中、加工後に使用する精密測定、検査及びプロセス管理システムを国内50年以上にわたりご提供しています。 ICE(内燃機関車)およびEV(電気自動車)ともに大手自動車メーカーのメインサプライヤーであり、半導体、航空宇宙、医療分野、エネルギー、家電業界へもサービスを展開しています。 お客様の規模や業種にかかわらず、品質向上、合理化、フレキシブル化、生産性向上のためにマーポスの技術とノウハウをもって果敢に貢献しつづけます。さらに、マーポスの企業理念に則りトータル・クオリティの向上を追い求め、ISO 9001:2015の認証を受け、日本での設計、製造、組立も行っています。 国内に6ヶ所、海外に2ヶ所の拠点があり、地域のお客様に密接したサービスを提供しています。