これからの接合技術 FSW マシニングセンターを使ったFSW
近年、金属と金属を接合する技術が進化し、従来の溶接技術よりも低温で異物混入のない接合方法が開発されました。 その方法とはFSW(摩擦撹拌接合)です。 FSWは金属同士を溶かして接合するのではなく、特殊なツールを使用し、マシニングセンタで接合する方法です。 この方法は接合温度が低いため金属に与える変形が極小であり、歪矯正の工程が大幅に短縮できます。 NCでの施工のため、作業者(溶接等)の技能差によるバラツキがおこらないというメリットもあります。 マシニングセンタによる自動施工で製品の品質が一定に保たれます。さらに、有害光線・火花・蒸気も発生せず、地球環境に優しいという利点があります。 FSW(摩擦攪拌接合)は、今後ますます注目される技術となり、金属製品の製造に欠かせない存在になっていくと言われています。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
近畿経済産業局のサポイン事業の支援を頂き、専用機ではなく従来設備のマシニングセンターを使用してのFSWを独自に開発してまいりました。 低温で環境にも優しいこれからの技術FSWで開発予定の際はご相談ください
価格帯
納期
用途/実績例
軽量薄型冷却ジャケット、超電導線製作、新エネルギー関係、開発試作、工程変更(溶接⇒FSW)の試作等
企業情報
川並鉄工の創業は1904年(明治37年)です。 120年に渡り京都にて金属に携わる仕事を続けてきました。 めまぐるしい時代の変化、ニーズの変化に合わせ、業態を変えながら現在も卓越した加工サービスをご提供しています。 この長い歴史は、企業の安定性、知恵の経営、技術力の高さを物語っています。 経験豊富な技術者が最新の技術を駆使し、多種多様な切削を可能にしています。 現在は五面門型マシニングセンタを主とし、大型且つ高精度な切削加工をご提供しています。 防衛・発電関係、特装車や大型医療装置といった分野でも高い評価を頂いております。 また、長年品質管理にも力を入れており、多くの企業から信頼を得て、多くの加工品を納めてきました。 当社はお客様のご要望に合わせて柔軟に対応し、満足と感動を提供することを使命としています。 今後も技術革新・顧客サービスの向上・人材育成に努め、豊富な経験と創意をもって社会に貢献していきたいと思います。