グリースなどの固体潤滑剤への添加で、非焼付き性向上や潤滑性能の長期化に貢献します!
近年、難分解性で環境への長期残留の可能性があるPFASの排出量を抑える為、 欧州で規制が検討されているなど、固体潤滑剤の業界でも材料の選択肢が狭まり つつありますが、PTFEなどに代わる固体潤滑剤材料は限られています。 そのような課題に対し、当社ではアスペクト比が制御された板状のリン酸チタンを開発しました。 当社合成技術により、0.3~5㎛まで粒子径のコントロールが可能で、単一形状の板状粒子をご提供します。 板状リン酸チタンは固体潤滑剤用途として、以下の3つの特徴を有しております。 1)板状粒子の形状特性から、滑り性が優れている 2)白色度が高いため、周囲を黒色汚染しない 3)フッ素化合物を含まない材料で構成されている 当社リン酸チタンは、二硫化モリブデン、PTFE、窒化ホウ素などの一般的な固体潤滑剤に対し、 非焼付き性において優れる傾向にあります。 以下のような課題をお持ちの方は、是非お気軽にお問い合わせください。 ・潤滑剤の非焼付特性を向上させたい ・少ない添加量でも潤滑性能を出したい ・材料のPFAS対策を検討している ※詳細はPDFダウンロードへ
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フジミインコーポレーテッドは、1950年の創業以来、 分級技術などを活かした精密人造研磨材メーカーのパイオニアとして独自の歩みを続けてきました。 蓄積されたノウハウと研究開発力から生まれた製品の数々は、光学レンズ用研磨材から出発し、 シリコンウェハーに代表される半導体基板の鏡面研磨、半導体チップの多層配線に必要なCMP(化学的機械的平坦化)、 コンピュータ用ハードディスクの研磨など高精度が求められる先端産業に欠かせぬものとなっています。 最近では、LED・ディスプレイ・パワーエレクトロニクス用部品の表面加工分野や パウダー技術を活かした応用分野への研磨・研削材の開発にも積極的に取り組んでおります。 また、鉄鋼、航空機および半導体等さまざまな業界の溶射用途向けに溶射材をご使用頂いております。