ミリ単位の精度で3Dを可視化。次世代ToFカメラAM-T100
AM-T100は、ソニーのDepthSenseセンサーを搭載した高精度ToF(Time of Flight)3Dカメラです。最大60fpsの高速フレームレートにより、工業製造、物流、ロボット制御など動きのある現場でも精度を保ちながらリアルタイムの3D深度画像を提供します。640×480ピクセルの解像度と広視野角(67°×51°)、最大6m※の検出距離に対応。さらに、高性能なアルゴリズムで周囲環境への適応性を高め、精度±50mm、深度分解能1mmの測定が可能です。GigE Vision準拠で、標準インターフェースGenICamを通じて画像処理ソフトウェアとの互換性を確保。専用ソフトウェアCONSAM-Tにより、複雑な3D監視ゾーンの設定や切り替えも簡単に行えます。PoE対応、IP67準拠の堅牢設計で、産業用途に最適なソリューションを提供します。※対象物の反射率により最大30mまで対応可能。
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基本情報
寸法/重量:70 × 70 × 72 mm / 0.5 kg 保護等級:IP67 センサー方式:iToF(間接飛行時間) 解像度:640 × 480 ピクセル フレームレート:最大 60 fps 測定範囲:最大 6 m(※最大30 m) 画角:67° × 51° 測定精度:< 1%、深度分解能 1 mm 推奨反射率:20%〜90% 使用温度範囲:0°C〜45°C(保管時 –20°C〜+85°C) レーザー波長/クラス:850 nm / クラス1 電源:PoE(IEEE802.3bt)、DC24V ±10%(I/O) 消費電力:標準15 W/ピーク40 W インターフェース: ・GigE Vision 2.0準拠(10/100/1000 Mbps) ・デジタル入出力 各2系統(I/O接続:M12 8極) ・Ethernet接続:M12 Xコード
価格帯
納期
用途/実績例
・工業製造プロセスの自動化・監視 – 生産ラインでの寸法測定、形状認識、位置決め、品質検査などに利用。 ・物流・倉庫管理 – パレットや荷物のサイズ・位置検出、ロボットによる自動搬送、入出庫管理。 ・ロボット工学(ロボティクス) – 自律移動ロボット(AMR/AGV)や協働ロボットのナビゲーション、障害物回避、マニピュレーション用途。 ・3Dゾーン監視とセーフティ用途 – 設定可能な3D監視領域を用いた安全監視やエリア侵入検知。 ・マテリアルハンドリングやピッキング – 物体の3D形状認識による自動仕分けやロボットアームの精密ピッキング。 ・研究開発/実証実験 – 高精度な距離測定が必要なセンシング実験や技術検証用途。
企業情報
1945年ドイツに設立されたシュメアザールは機械安全に関わるセーフティスイッチや位置決めセンサ、制御機器及びシステムの設計・製造におけるパイオニアとして活動してきました。現在ではドイツ,アメリカ,イギリス,ベルギー,ブラジル,中国, 日本など世界の主要な22カ国に拠点を持ち、グローバル展開をしています。