他に類のない独自のHCPアフィニティレジンで効率よくHCPを除去
HCPureは、宿主細胞タンパク質(HCP)の捕捉を目的に特別に設計された新しいユニークな混合モードリガンドです。適度な疎水性基と極性基を備え、疎水性および静電的相互作用の組み合わせを通じてタンパク質と相互作用します。 Astrea BioseparationsのChemical Combinatorial Libraryから選ばれたHCPureは、CHO、HEK293、E. coliなどの細菌や哺乳類細胞を含むさまざまな由来の幅広い宿主細胞タンパク質を効果的に結合しますが、モノクローナル抗体やウイルスベクターなどの重要なターゲット生物学的化合物にはほとんど結合しません。PuraBead 6HFベースマトリックスを基盤とし、HCPureは0.5Mまたは1M NaOHでの洗浄・滅菌が可能な完全なアルカリ安定性を備え、高い流速、低い背圧、長期間の運用寿命をサポートします。HCPureは、HCPの除去が難しい場合や従来の混合モードレジンが不十分な場合に特に適した、幅広いバイオ医薬品のポリッシング工程に最適です。
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基本情報
リガンド: 独自の合成化学リガンド ビーズサイズ(µm:) : 90 ± 10 µm マトリックス : PuraBead PHF (高架橋6% 準単分散アガロース) 推奨操作流量 : 最大600 cm/h 使用pH : pH 4.0~pH 8.0(断続的) pH安定性 : 長期(3ヶ月)pH 3~pH 12 化学的安定性 : 一般的に使用されるすべての水性緩衝液および共溶媒 洗浄/消毒 : 0.5~1.0 M NaOH 保存 : 2~30℃、20%エタノール
価格帯
納期
用途/実績例
HCPureはmixed modeクロマトレジンです。HICと水素結合のmixedモードにより高い選択性を持ち、クロマトグラフィー条件を変えることで調整できるため、CHO、大腸菌、HEK 293、Pichia Pastoris、Saccharomyces Cerevisiae、Spodoptera frugiperda(Sf9およびSf21)を含め、これらに限定されない多くの異なる発現系から不純物を除去します。 その他 宿主細胞タンパク質、宿主細胞DNA、エンドトキシン、軽鎖IgG、および高分子凝集体を除去 複数の発現系から生成される幅広い原料に対応 他の市販品と比較してユニークな操作空間を醸成し、代替HCP除去戦略を提供 幅広いpHおよび導電率範囲で一貫した性能を実証 抗体および抗体誘導体ワークフロー、組換えタンパク質、レンチウイルス、AAVなどのアプリケーションに適する
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バイオタージ・ジャパン株式会社はスウェーデン・ウプサラに本社(BIOT:NASDAQ/OMX Stockholm株式公開)をもつBiotage ABの100%子会社の外資系日本法人です。Biotage ABは北欧トップ理工系大学のウプサラ大学から生まれた幾つかのベンチャー企業に源流を持ち、2000年代を通じて事業の国際的な買収と再編を行った後、近年になり目覚ましい成長を遂げているグローバル企業です。