イオンクロマトグラフィーでハロ酢酸(HAA)、ダラポン、臭素酸などの 発がん性物質の微量分析
メトロームのイオンクロマトグラフ(IC)をAgilent社のトリプル四重極質量分析計(MS)に接続して分析を行いました。この高感度な手法では、試料の抽出を必要とせず、メトローム サプレッサモジュールにより溶離液由来の干渉を除去できます。すべての分析対象物に対する 1 μg/L のマトリックススパイク回収率は 65~115% であり、汚染負荷の高い水試料においても良好な結果が得られました。
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基本情報
米国環境保護庁(EPA)およびEUは、5種類のハロ酢酸(HAA5:モノクロロ酢酸(MCAA)、モノブロモ酢酸 (MBAA)、ジクロロ酢酸(DCAA)、ジブロモ酢酸 (DBAA)、トリクロロ酢酸 (TCAA) の合計濃度の最大許容汚染レベルを60 ppb(60 μg/L) に設定しています。EPA法557では、さまざまな種類の水において、これらの化合物をμg/Lレベルで定量する方法が記載されています。
価格帯
納期
用途/実績例
イオンクロマトグラフィによる飲料水中のハロ酢酸、ダラポン、臭素酸の微量分析
詳細情報
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イオンクロマトグラフ 940 / 930 / Eco IC
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燃焼イオンクロマトグラフィーシステム 固体試料中の微量ハロゲン物質の分析に最適
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スイスのヘリザウに本社を置くメトローム社は、70年以上の歴史を持つイオン分析に特化した分析機器のリーディングカンパニーです。世界140か国以上で製品とサービスを提供しています。長年培われたスイスの技術をベースに、装置は3年保証を実現しています。