角材や事前に加工されたものでも接合できます!異径接合鋼材や異なる金属を接合したハイブリッド鋼材も実現可能です。
東邦技研株式会社の行う【摩擦圧接】は、金属接合の技術の一種であり、 2つのワークの摩擦による発熱により接合部分を赤熱軟化状態にし、 同時に高い圧力を加えることによって完全無酸化な原子レベルでの結合を実現します。 回転摩擦圧接法という技術で、2つの接合させたい材料(ワーク)の一方を 高速回転させながら接触させることにより接触面に発生する摩擦熱を利用し、 接触面を赤熱軟化状態にし、そこへさらに高い圧力をかけることにより接合が完了します。 接合部は全面で完全に結合しているために母材と同等以上の強度で結合し、破壊試験を行うと 引っ張っても、曲げても、ねじっても、接合させた部分以外の部位の方が先に破断してしまうくらい強力な接合となります。 【特長】 ■ロウ付け溶接などの接合技術よりも圧倒的な驚異の接合力 ■接合後に機械加工が可能 ■大径材と小径材など段差のある円筒材料を作ることが可能 ■円盤とパイプを圧接することにより、中空構造の材料が作成可能 ※詳しくはPDFをダウンロードいただくかお問い合わせください。
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基本情報
【事業一覧】 ■鋼材販売 ■摩擦圧接 ■切削加工 ■品質管理
価格帯
納期
用途/実績例
【事例】 ■丸棒と角材を接合 ■プレス成型されたものにネジ加工された丸棒を接合 ■ボールネジの先端に鋳物成型されたものを接合 ■円筒形状の加工品どうしの接合(圧接カールの発生やつかみ痕が残るため、後工程にて仕上げ加工することが望ましい)
企業情報
摩擦圧接法は1965年ごろ我が国に導入され、その特異性を認められ各業界において採用されるように成りました。 しかし一方、この工法を各企業が採用したくても手近に実験し、 採用する事ができず困っておられたのが現状でした。 この点を解決し、同工法の普及に貢献すべく、会社を設立しました。