産業機械や自動車、 機械部品等で用いられるアルミ加工品の製作を得意としている弊社が『アルミニウムの優れた特性』を分かりやすく解説
【アルミニウムの特性】 ■軽い 軽いアルミニウムの比重は2.7と軽く、鉄(7.8)や銅(8.9)と比較すると約1 / 3と非常に軽い金属です。 ですから、自動車、鉄道車両、船舶、飛行機、ロケットなどの輸送分野やホイール、 ピストンのような高速回転部品などで、運動性能、作業効率を高めています。 ■腐食しにくい アルミは酸化しやすい金属なので酸化皮膜がすぐに生成します。 この酸化皮膜が保護膜となるので、大変耐蝕性がよいのです。 アルマイト処理などの表面処理を施すと、さらに耐蝕性を高めることができます。 ■加工しやすい アルミは圧延、押出、鍛造、成形など様々な塑性加工が容易です。 どこのご家庭にもある薄いアルミ箔や、押出形材のように様々な複雑な形状を造り出すことができます。 ■熱の伝導率が高い アルミの熱伝導率は、銅の約2 / 3で、鉄の約3倍です。 この特長を活かして、冷暖房装置や、ヒートシンク、飲料缶などの放熱・受熱効果、 冷却効果を促進させるものに多く使われています。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【他、特長】 ■毒性がない アルミは無臭、無害です。ですから、キッチンで使うアルミホイルから ジュースを入れるアルミ缶、薬のパッケージ、医療機器など、幅広く使用されています。 ■再生しやすい アルミの廃材を溶かして再生した場合、約3.7%のエネルギーで製造できます。 アルミ全体のリサイクル率は、なんと65%です。 ■低温に強い アルミは、液体窒素(-196℃)、液体酸素(-183℃)、 液化天然ガス(LNG:-162℃)の低温でも鉄鋼のような脆性破壊は起こさず、 伸びやねばりが強い(じん性)という特性を持っています。 強度とじん性、さらに軽量であるという特性を組み合わせて、 低温プラント、LNGタンク、宇宙開発分野の先端技術に活かされています。 ■鋳造しやすい アルミは融点が低いので(660.4℃)、溶解が容易です。 ケイ素との合金は鋳型の中での流動性がよく、充填しやすくなります。 そのため、肉厚の薄い複雑な形状の鋳物を造ることができ、 ピストン、ホイール、カメラボディ、シリンダブロックなど、様々な部品に使用されています。
価格帯
納期
用途/実績例
・押出加工 ・アルミ溶接 ・アルミ加工全般 ・アルミ切断
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は、設計提案から組立まで一貫して対応できる特注アルミ加工を 専門とした組織です。 0→1にする提案型の設計、1→100にできる強固な組織体制で、 業界問わず数々のお客様の課題を解決。 製品の設計や企画段階からの介入も可能なため、イメージが 頭の中にある段階から気軽に当社にお声かけください。