ダイヤモンドの力でPFASを電解酸化分解
化学的に安定し、分解が困難とされる有機フッ素化合物(PFAS)。その処理に、当社が提案するのがダイヤモンド電極を用いた電気化学的分解法です。 ダイヤモンド電極が持つ広範な電位窓は、水の電気分解において、極めて強力な酸化力を持つオゾン(O₃)やOHラジカル(•OH)といった活性種を効率的に生成します。これらの活性種がPFASの化学結合を強力に攻撃・切断し、無害な物質へと分解します。 また、電解液として硫酸を使用した場合、ダイヤモンド電極の作用によりペルオキソ二硫酸(S₂O₈²⁻)が生成されます。この強力な酸化剤もPFASの分解に大きく貢献することが、最新の研究で報告されており、注目を集めています。
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用途/実績例
・水道水や地下水の浄化処理(PFAS分解) ・活性炭や吸着物質に吸着したPFASの分解
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当社は、CVDによる導電性ダイヤモンドの合成・製造を行うメーカーです。 長年にわたる成膜条件を軸とした研究を行い、耐久性、高い導電性、 大面積での安定的な成膜ノウハウを確立しました。 高い硬度や屈折率、熱伝導性、化学的安定性など特異な性質を有する ダイヤモンドは、テクノロジーの進化や環境負荷低減へ対応できる素材として、 社会的ニーズが飛躍的にかつ急速に増大しています。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。