ボールねじの移動方向反転時に発生する象限突起を低減し、工作機械の加工面品位向上に貢献
〇ボールねじの移動方向反転時の摩擦を安定化 NSK独自の解析技術および生産技術により、移動方向反転時における摩擦の安定化技術を開発。円弧補間運動等における象限切替時の運動精度向上に貢献します。 〇 象限突起の発生高さを低減 上記技術に補正制御を組み合わせることで、象限突起の発生高さを低減することが可能となり、切削加工における加工面品位向上に貢献します。 〇従来のボールねじと取付は互換 ボールねじの取付回りは従来品と完全互換。既存の機械にそのまま本製品を搭載可能です。 ※詳しくはカタログPDFをご覧下さい
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基本情報
〇ボールねじの内部仕様最適化により、象限突起の低減に貢献 ☆移動方向反転時の駆動トルクを安定化し、象限突起の2山目を抑制 円弧補間運動などでの駆動系の移動方向反転時には、その摩擦特性(駆動トルク)の急激な変化にモータの追従性が追い付かず、突起状の運動誤差軌跡が現れます。 これが象限突起と呼ばれる運動誤差で、2点接触ボールねじを用いた場合、この象限突起は2山現れることが知られています。 次世代高精度工作機械用ボールねじでは、これまで発生していた2山目の象限突起を抑制することを可能にしています。 これを回転方向反転時に発生する2点接触ボールねじ特有の摩擦変化である“低トルク領域”を解消することで実現しています。 ☆補正制御と組み合わせることで、象限突起を大幅に低減 2山目の象限突起を抑制したことで、補正制御の対象は1山目に対してのみとなり、象限突起が大幅に低減します。これにより、機械加工における面品位向上に貢献します。 工作機械用ボールねじ 仕様 軸径:25~63mm リード:5~32mm 精度等級:精度等級:C0~C5 ※詳しくはカタログPDFをご覧下さい
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高津伝動精機株式会社は全国でもトップクラスの産業設備機器専門商社です。 産業界の稼働する無数のマシン・・・その駆動や伝達・制御部分に、当社のお届けする製品の数々が生きています。そして、FAやCIMにおいても、現場の忠実な動きの実現にお役に立っています。私たちは昭和26年の創業以来、伝動部品だけにとどまらず、お客様のニーズに応えながら、制御システムの分野まで幅広く取扱製品を拡大し、伝動に必要な製品のすべてを取り揃えてまいりました。いつも「信頼頂ける会社」をモットーに、お客様のご要望に迅速に対応するための独自のシステムを確立し、お客様本位の姿勢を貫いています。 また、当社は日夜進歩する製品情報をもらさずキャッチし、お客様への情報提供、メーカーへの提案を行っています。 これからも私たちは、初心を忘れることなく、一方では日々の研鑽を重ねていきたいとおもいます。