従来の価格見積方法と最新のCPQ(Configure, Price, Quote)ソリューションの違い
はじめに 見積は単純なように思えますが、実際にはそうではありません。 簡単な依頼のはずが、行きつ戻りつするメールや、価格設定の矛盾、承認の停滞といった複雑な状況に急速に発展してしまうことがあります。 取引が遅延し、エラーが発生し、顧客の忍耐が失われていきます。 多くの企業は、より迅速で機敏な競合他社に取引を奪われるまで、時代遅れの価格見積プロセスがどれほど足かせになっているかに気づきません。もし貴社の営業チームが承認の取得や価格設定の間違いの修正に常に追われているのであれば、価格見積の作成方法を見直す時が来ています。 本ブログでは、従来の価格見積方法と最新のCPQ(Configure, Price, Quote)ソリューションの違いを明らかにし、貴社のビジネスをより迅速で正確かつ拡張可能な成長へと導くためのツールを比較検討するのに役立ちます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
従来の見積方法の問題点 次のような状況を想像してみてください。 営業担当者が、高価値の見込み客からカスタム見積の依頼を受けます。 担当者はエクセルシートを開き、価格を手動で設定し、承認を得るために上司にメールを送ります。 それから数時間が経過します。 上司から修正が求められ、さらにメールのやり取りが発生し、さらに遅延が生じます。 その間、迅速な対応を期待する見込み客は、正確な見積を即座に提示する競合他社に目を向けます。 これが、企業が依存する従来の方法による見積の現実です。 複雑な数式や手動調整で埋め尽くされたエクセルシート 承認を得るために営業、財務、経営陣の間で何度も行われるメールのやり取り カスタマイズされた価格設定に柔軟性を欠くERPベースの見積システム 従来の方法による見積プロセスは、過去には有効であったかもしれませんが、すでに時代遅れのものになりつつあります。製品構成がより複雑になり、価格体系が進化するにつれ、このような時代遅れの方法ではすぐに限界がくることは明らかです。
価格情報
CPQツール:従来の価格見積のスマートな代替手段 従来の価格見積方法が障害となっている場合、Configure, Price, Quote(CPQ)ソフトウェアが解決策となります。手作業を排除するように設計されており、営業チームは正確な見積を数時間や数日ではなく、数秒で作成することができます。
納期
用途/実績例
CPQの概要 CPQソフトウェアは、以下の処理により、価格見積プロセスを自動化し最適化します。 ・構成:有効な製品組み合わせのみが価格見積の対象となるようにします ・価格設定:リアルタイムのルール、割引、マージン管理を適用します ・見積:プロフェッショナルでエラーのない見積書を即座に作成します お客様のセールスツール群におけるCPQの機能 スタンドアロン型のエクセルシートや、柔軟性に欠けるERPベースの価格設定ツールとは異なり、CPQは以下のようなシステムとシームレスに統合されます。 ・CRMシステム:顧客データを取得し、個別価格を設定します ・ERPシステム:在庫、製造コスト、財務情報と同期します ・eコマースプラットフォーム:顧客によるセルフサービスの見積を可能にします 時代遅れの見積方法をCPQツールに置き換えることで、企業はスピード、正確性、効率性を向上させ、営業チームはより多くの案件を成約に導くために必要な力を得ることができます。
詳細情報
-
CPQツールvs.従来の見積:販売の成功に影響を与える主な違い 取引をより迅速にまとめること、価格設定の正確性を確保すること、営業業務を拡大することに関しては、適切な見積方法がすべてを左右します。 従来の方法が長年業界の標準であった一方で、現代の販売サイクルの複雑さに対応することは困難です。 このセクションでは、CPQツールと従来の方法を見比べ、なぜ切り替えが必要不可欠であるかを説明します。
-
スピード:見積をどれだけ迅速に提示できるか? 顧客の期待する即時対応により、販売サイクルは短縮化されています。見積の遅れは競合他社にチャンスを与え、より良いサービスを提供され、契約を勝ち取られてしまうことになります。見積プロセスに数時間、数日を要するようであれば、見込み客は他社に流れてしまうでしょう。
-
推論:CPQソフトウェアは見積プロセス全体を自動化し、迅速化します。これにより、営業チームは数時間ではなく数分で見積を提示できるようになります。 営業への影響 迅速な見積は、取引の成約率の向上につながります。 営業担当者は価格調整に時間を費やすのではなく、取引の成約により多くの時間を費やすことができます。 迅速な対応による競争優位性。 このブログの続きは、下記からご覧になれます。 https://www.cincom.co.jp/blog/cpq-traditional-quoting
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード
自社開発コンフィグレータ vs. CPQシステム
企業情報
シンコム・システムズ・ジャパンは米国オハイオ州、シンシナティに本社を構えるCincom Systems, Inc.の日本法人として1976年に設立されました。メインフレーム向けソフトウェアから、オブジェクト指向系開発ツールのCincom Smalltalk(MCFrameの開発環境など)、特定保健指導支援システムなどのヘルスケア・ソリューションからDX(デジタル・トランスフォーメーション)まで幅広い製品・サービスを日本国内で提供しています。 【会社情報】 会社名:シンコム・システムズ・ジャパン株式会社 所在地:〒105-0001東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル 7階 代表者:代表取締役 ドナルド・イー・ビック、ジュニア 設立:1976年8月 URL:https://www.cincom.co.jp 事業内容:ソフトウェアパッケージの開発、販売、サポート