シェルモールド用バインダーの粉末レゾール樹脂活用事例:1500℃の溶湯に耐える高強度!自己硬化性で作業効率もアップ
粉末レゾール樹脂(ピュアレゾール)は、モノマーの極めて少ないレゾール型フェノール樹脂を粉末化したものです。 臭気発生の抑制はもちろん、法令への対応(毒劇物取締法に非該当)。 作業性・混合性の向上など多面的なメリットが得られる製品を用途や要件に応じ、グレード展開しております。 今回は粉末レゾール樹脂を鋳造用のシェルモールドに活用した事例を紹介させていただきます。 【活用事例】 対象:鋳造用シェルモールド(砂型) 役割:砂粒同士を結合させるバインダーとして使用 理由:加熱により自己硬化し、高温の溶けた金属を流し込んでも、ガッチリと形状を保持できる 効果:型の破損・変形防止、製品精度の安定化、硬化剤不要による工程簡略化 ※詳しくはPDFをダウンロードいただくかお問合せ下さい。
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基本情報
【特性】 形状 :粉末状(白色、淡黄色~黄褐色) 主成分 :レゾール型フェノール樹脂 溶解性 :一般的に有機溶剤に可溶 硬化特性 :加熱により自己硬化(外部触媒不要) 保存安定性:液状より優れ、長期保存が可能
価格帯
納期
用途/実績例
■鋳造業界 :シェルモールド用バインダー ■ブレーキ材 :摩擦材バインダー ■電気絶縁材料:モールド品、絶縁ボードなど ■接着剤 :木質材料、耐熱接着剤など ■耐熱材料 :焼結体のバインダー、耐熱成形品の原料
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商品として世に出てから約100年の歴史を持つフェノール樹脂。 そのフェノール樹脂を新しい形に変えてきたリグナイト株式会社。 弊社では樹脂そのものの形を丸くした球状フェノール樹脂(LPS)、 黒鉛・炭素繊維にフェノール樹脂をコーティングしたGPS・CFPS等、 独自色の強い製品群を数多く揃えており、様々な形状での少量多品種生産を得意とします。 また、成形加工品は数10gの小さなものから約160kgの大きなものまで顧客の要望を形にしております。 最近では低環境負荷製品の開発はもちろん、あらゆる物にコーティングする技術を駆使した新素材の開発及び実現にむけ日々邁進しております。
