チタンの陽極酸化
【陽極酸化とは?】 通常めっきはめっき液にプラスの電気を流して品物にマイナスの電気を流しますが、陽極酸化はその逆で処理液にマイナスの電気を流して品物にプラスの電気を流して、チタンの表面に『酸化チタン』という酸化膜を形成します。これがチタンの陽極酸化です。 【目的は?】 陽極酸化をすると表面を様々な色にすることができます。 医療機器や食器、車・バイク用品、など幅広く使われています。 弊社では医療関係のお品物(骨を止めるボルトなど)や車・バイク部品などにこの処理をしています。 装飾目的だったり、識別目的、機能付与目的で陽極酸化は使われています。 【どうやって色が変わるの?】 チタン表面の酸化膜ができると、膜の厚さによって色が変わります。この色の変化は、『光の干渉現象』によって起こっています。 身近なものだとしゃぼん玉が虹色に見える現象と一緒です。






