SPIの通信距離と限界速度の課題解決
シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)は、プロセッサと周辺デバイス間の通信手段として、多くのアプリケ ーションで使用されています。SPIは当初、同一基板上のデバイス間の短距離通信用に設計されました。しかし多種多 様なSPIデバイスが開発される今日では、同一基板の範囲を超えた長距離SPI通信の需要が高まっています。 ⚫ SPI信号をノイズ耐性が高い差動信号に変換して通信距離を延長するモジュールです。 ⚫ コントローラとペリフェラル間の通信データに手を加えず、物理的な信号の変換のみで延長します。 ⚫ 延長ケーブルには市販のDisplayPortケーブルを流用し、汎用性が高く低コストで導入できます。 ⚫ ケーブルには電源ラインも併設しているので、子機用の電源を別途用意する必要はありません。 ⚫ SPI信号4本のほか、子機から親機向けの割り込み要求などに使える信号線1本を利用できます。 ⚫ 親機側ではCS信号の入力に応じてMISO 信号がトライステートとなりますので、マルチドロップ環境でも利用で きます。
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基本情報
使用できる信号 SCK, MOSI, MISO, CS, 子機→親機向けの汎用信号×1 電源電圧 4.5V~5.5V SPI ロジック電圧 3.3V (絶対最大定格 3.6V) CS 信号論理 HIGH・LOW・常時出力を内蔵のジャンパで選択可能 (製品出荷時はアクティブ LOW) 子機側出力電源 5V・3.3V 合計で 200mA まで取り出し可能 (5V 電圧は親機に入力される電圧に依存) SPI 信号コネクタ JST XH コネクタ 親機:XHP-7 子機:XHP-8 本体消費電流70mA 程度 製品サイズ 50×50×25mm 使用温度範囲-10℃~+60℃ (結露しないこと) 最大クロック周波数延長距離と SPI デバイスの応答速度によって変動、信号変換素子の理論値は 200MHz 最大延長距離クロック周波数と SPI デバイスの応答速度によって変動
価格帯
納期
用途/実績例
SPI通信の距離を延長
企業情報
弊社は、京都で40年間にわたって、ディジタルやアナログの電子回路設計から パーソナルコンピュータのアプリケーションソフトまで、 ハード・ソフトの幅広い分野にわたる受託開発をおこなってきました。 その知見を活かし ・計測器 ・変換器 ・制御基板 などを得意としており、 開発、試作、量産まで貴社のニーズに合ったサービスをご提供いたしますので お気軽に弊社HPでお問合せください。 http://www.datatecno.co.jp/contact/ また、自社製品として独自製品 ・SDロガー ・アナログ入力一体型SDロガー ・スキャンコンバータ を開発販売しております。










