除震台の不要化・最小化が出来、さらに短コヒーレントレーザーを用いることで、複数の干渉面があっても計測したい面を選択できます。
短コヒーレントレーザー(干渉できる範囲が狭い)を用い、内部で2系統に分けた片方の光学系に空間的遅延を作ることで、複数の面が重なりあった複雑な光学系でも、任意の2面を選択して干渉測定が出来ます。測定が難しかった大口径の凸面を、反射型(ヒンドル鏡など)の一部計測できない部分が出来てしまう方式ではなく、透過型で全面を一度で測定可能。望遠鏡のセカンダリミラーや大型ステッパーレンズ、波面保存光学系の最終性能確認などに最適です。 また、今まで不可能であった、HDDの書き込みプロセスを動作状態で、かつ重なっている状態でのそれぞれの振る舞いを測定出来るようになりました。 詳細な資料や製品に関するご相談、お見積り依頼等は、 下記フォーム、又は弊社ホームページよりお気軽にお問い合せください。
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基本情報
瞬間的に4位相を同時測定の出来る機構で、大型光学系の測定に不可欠だった除震台が不要化・最小化できるFizeau干渉計。1000x1000画素のカメラで優れた分解能を発揮。優れた解析ソフトによってZernikeやSeidel、Fourier解析を行い2D/3D画像で出力。ZygoやWykoのデータフォーマットが転用可能なので、過去のデータも活かせます。
価格情報
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価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
※約4.5ヶ月程度
用途/実績例
◎NASAにて次代ハッブル望遠鏡(JWST)の副鏡(凸面鏡、800mm径)の測定実績あり。 ◎基準参照面を自由に選べる、他の干渉計には真似の出来ない"Remote Cavity"測定が出来るのはこの機器だけです! ◎HDDの動作状態を、静止時、回転時それぞれを複数枚同時に測定出来るので、書き込みプロセスを評価することが可能です。
詳細情報
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原理説明 どのように測定面の選択をしているかアニメーションで簡単に説明します。 詳細説明を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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赤外線に関することでしたらご相談ください。世界の最先端技術をご紹介いたします。黒体炉、分光器、赤外カメラ、CO2モニタ、ウェハ温度モニタなど赤外線機器から赤外センサ、窓、レンズなど赤外部品まで幅広く取り扱い。測定サービス・機器レンタルもあり。赤外線センサーやフィルター、窓材などの光学部品選定について迷ったら是非ご一報下さい。