基材表面に溶着皮膜を形成させる方法
◆◇◆自溶性合金溶射とは◆◇◆ 自溶性合金粉末を溶射後、材料の融点まで加熱(フュージング) することによって基材表面 に溶着皮膜を形成させる方法です。 自溶性合金とは、ニッケル基・コバルト基・ニッケルクローム基の 合金にホウ素・珪素を添加した合金です。
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基本情報
◆◇◆特徴◆◇◆ ◆耐衝撃性に優れています フュージング(再溶融処理)により材料と基材が溶着するので、 衝撃によるハクリが生じません。合金層を形成するため、高い密着性を有します。 ◆耐摩耗性に優れています 断面組織はHV900〜1000の共晶で、この中に炭化物とクロムホウ化物が 均一に存在しています。材料によっては500〜600°Cの高温下においても、 皮膜硬度が低下しません。希釈率が低いため、薄膜でも希望の硬度が 得られます。また、硬い層が均一に分散するので、 優れた耐摩耗性を示します。 ◆耐腐食性に優れています フュージング(再溶融処理)により無気孔の皮膜を形成するので、 耐食性に優れます。
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企業情報
弊社は「溶射加工」や「セラミックレーザー彫刻加工」等、 一般的には聞きなれない表面改質技術を専業としております。 溶射加工は「キッチンもの」から「航空宇宙産業」にいたるまで ローテク産業界からハイテク産業界まで使われている特殊技術の一つです。 1950年に自動車、オートバイ等のエンジン再生 (エンジンボーリング)を目的に創業し、現在に至るまで常に 「ニッチ市場でオンリーワン」を目標に経営を営んでおります。