非接触アブソリュートリニアスケール

MTS Systems Corporationの1事業部である MTS Sensors は、LevelPlus 液面計の次世代モデルであるLPシリーズをさらに拡張し、CML により日本における本質安全防爆および耐圧防爆認定を取得したと発表した。 LPシリーズには、MTS Sensors 独自のTemposonics 磁歪検出技術に基づくモデルTankSlayer、RefineME、CHAMBERED、SoCleanをラインナップしている。LPシリーズの CML 認証は、日本における石油・ガス、化学・鉱業、食品・飲料、製薬業界の衛生分野における危険区域での用途を対象としている。このシリーズのすべてのモデルは一体型ディスプレイを備えており、この他にINMETRO、NEC、CEC、ATEX、またはIECExの本質安全防爆または耐圧防爆構造のいずれかを注文することができる。

MTS Sensorsは、第5世代Temposonics Rシリーズをリリースしました。新しいRシリーズ Vは、センサーに新しい機能やツールを追加することで、以前の世代のセンサの成功事例を継続し、ユーザの利益を拡大します。 新しい機能とツールにより、Rシリーズ VはIndustry 4.0アプリケーションに理想的なセンサーです。現在、ロッドスタイルとプロファイルスタイルの2種類があり、ProfinetとEtherNet/IP出力を備えています。この産業用イーサネットセンサーは、従来のハウジンより37%小型のハウジングを採用しているため、前世代のセンサーよりもアプリケーションのコンパクト化が可能になります。 新しいセンサーはこれまで以上に堅牢で信頼性があり、コンポーネントの改良により、Rシリーズ Vは動作温度範囲が-40℃〜+85℃に拡張し、さらに、耐衝撃性が150g、耐振動性が30gに向上しました。供給電圧の範囲の拡張により、センサーをより厳しいアプリケーションとより簡単に統合することが容易になり、最大0.5μmまでの正確な計測データを提供します。

危険区域におけるアプリケーション用に開発されたTシリーズリニア変位センサーにCANbus出力を追加し、また、日本およびロシアのマーケット向けに認証を取得いたしました。このTシリーズ CANbus出力は、ATEX、IECEx認証を取得し、NEC、CECに基づいて認定されています。そのため、Class I、II、III、Division 1、2、Group A、B、C、D、E、F、GならびにZone 0/1、21および22の危険区域に適用することが可能です。日本およびロシアのマーケットに適用される防爆認証が追加されたことにより、本センサーをこれらの地域の危険区域およびアプリケーションに設置できるようになりました。

従来のTemposonics EシリーズETスタート/ストップセンサーに新しいインターフェース、アナログ及びSSIが追加されました。また、現在IECEx、NEC、CEC認証も受けています。これらのインターフェースと認証の追加により、多くの地域のお客様にClasses I、II、III - Division 2 - Groups A、B、C、D、F、G、Zones 2、22の危険区域のアプリケーションに本センサーを使用していただけます。