引張圧縮試験機を用いて各種材料・製品の強度を評価します。
本設備では、「機械的性質」の一つである「強度」について、金属・プラスチック・セラミックなどの材料やダイカスト品・樹脂成型品などの製品・部品の評価を実施致します。 「機械的性質」とは、引張りや圧縮、せん断などの外力に対する耐久性などを決定する材料固有の性質の総称であり、材料の加工の容易さ、加工後の製品の耐久性などを評価するための重要な指標です。 規格に準拠した試験のご対応はもちろん、規格外の試験方法・試験片形状であっても、その内容に応じた治具作製や試験片加工を行うことにより柔軟なご対応が可能です。
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基本情報
【低荷重から高荷重まで幅広い試験力に対応】 最大荷重は300kN(約30t)まで、ロードセルは1kN~300kN(値は1/1000)を取り揃えておりますので、低荷重の試料から高荷重の試料まで幅広い試験を行うことが可能です。 【幅広い温度領域をカバー】 恒温槽と大気炉を組み合わせることで、常温のみならず低温から高温まで(-150℃~1100℃)の温度環境下での引張試験のご対応が可能です。 ●高温用大気炉 300℃~1100℃ ●高温・低温用恒温槽 -150℃~320℃ 【規格外試験への柔軟な対応】 試験片の形状・サイズや試験の方法・条件が規格外であっても、治具の設計・製作や試験片の加工などにより、試験実施に向けた柔軟なご対応をさせていただきます。製品に歪ゲージを貼り(最大50chまで)、引張及び圧縮試験を行う製品評価も可能です。 【多種多様な材質・形状の試験片にご対応】 材質は金属・プラスチック・ゴム・セラミック・FRP・CFRPなど、形状は板・丸棒・フィルム・線など、多種多様な試験片にて引張試験を行うことが可能です。
価格情報
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納期
用途/実績例
・規格に準拠した引張試験の実施 下記のようなJIS規格やその他の規格に準拠した引張試験を実施いたします。 <JIS規格 例> JIS Z 2241(金属材料引張試験方法) JIS Z 2201(金属材料引張試験片)※旧規格 JIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法) JIS K 6251(加硫ゴム及び熱可塑性ゴム 引張試験方法) JIS K 7161(プラスチック 引張特性の試験方法 第1部:通則) JIS K 7171(プラスチック 曲げ特性の求め方) JIS K 7139(プラスチック 試験片) JIS K 7181(プラスチック 圧縮特性の試験方法) JIS K 7054(ガラス繊維強化プラスチックの引張試験方法)※旧規格 JIS K 7055(ガラス繊維強化プラスチックの曲げ試験方法)※旧規格 JIS K 7056(ガラス繊維強化プラスチックの圧縮試験方法)※旧規格 JIS R 1608(ファインセラミックスの圧縮強さ試験方法) JIS R 1601(ファインセラミックスの曲げ強さ試験方法) JIS R 1602(ファインセラミックスの弾性率試験方法)
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開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。