試料表面に含有される元素(B~U)の定性・定量分析を実施します。
エネルギー分散型X線分析(EDX)による元素分析サービスでは、EDX装置から電子線を試料に当てることで励起される特性X線のエネルギーを測定し、得られるスペクトルから試料表面の元素分析を実施致します。 試料表面のどこに、どのような元素が(定性)、どれぐらいの量(定量)含まれているかを分析することが可能です。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【数1,000ppmオーダーの定量精度】 定量精度は元素によって異なりますが、おおむね数1,000ppm(コンマ数%)オーダーになります。検出限界は1,500ppm~2,000ppmになります。 【カラーマッピングの実施】 分析試料のどこに、どんな元素が、どれだけ存在しているかをカラーマッピングにて表示することが可能です。 【多元素の同時測定】 B~Uの元素が同時に測定ができるため、含有される元素が未知な場合でも検出が可能です。 【短時間での分析】 多元素の同時測定が可能なため、定性定量分析・カラーマッピングが短時間で実施できます。 【低真空モードでの分析】 汎用のSEMの低真空モードにより、ガスの出やすい試料や導電性の無い試料で蒸着をしたくない試料でも分析が可能です。
価格情報
- 分析内容によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
納期
用途/実績例
・はんだ接合部の成分分析 ・溶接断面の成分分析(レーザー・TIG・アーク・スポット・抵抗・EBなど) ・付着異物分析 ・メッキの断面分析(ニッケル・金・銀・亜鉛・クロムなど) ・錆の成分分析 ・無機物質のおおまかな材料判定(SUS・アルミ・セラミックなど) ・金属製品の腐食液進入状態確認 ・熱処理品の断面分析(高周波・アニール・TIC・浸炭・真空など)
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。