金属組織の観察など、観察前の試験・試料調整から一連の調査を受託します。
金属顕微鏡を用いて、金属やセラミックスなどの組織観察・状態確認を実施致します。 弊社所有の金属顕微鏡は倒立型金属顕微鏡装置で、光をサンプルへ均一に照射し、サンプルを透過または反射した光を捉えて観察を行います。 サンプルの透過率または反射率の違いにより観察像のコントラストが得られる、もっとも一般的な観察方法です。 厚みや大きさのある金属試料・素材などの切断面を観察する用途に利用されます。
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基本情報
【金属や合金、セラミックスなどの材質の構造観察を実施】 組織や結晶粒、合金層の観察、接合部の断面状態観察(界面・膜厚・ボイド・クラックなど)にご利用頂けます。 【マクロ観察からミクロ観察まで幅広く対応】 観察倍率で50倍~1,000倍まで対応しています。 【倒立型(対物レンズが標本の下に位置)のメリット】 観察面の平面度が高ければ、広い視野でピントが合います。底面との平行度がなくても大丈夫です。 【観察前の試験・断面カットサンプル作製からの一連作業を一括引き受け】 各種評価試験から、試料の切断・研磨(場合により樹脂包埋)、エッチング、観察、報告書作成まで承ります。 【多様なデータ提出方法】 画面上へのスケール表示や、溶接溶け込み深さなどの測定が可能です。 パノラマ撮影を行った複数枚の写真を、連結した写真データとして提出することも可能です。
価格情報
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納期
用途/実績例
・金属断面の組織と結晶粒の観察 ・基板はんだ接合部の断面観察(クラックやボイド、合金層調査) ・溶接部の溶け込み深さの観察
企業情報
開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。