様々な形状・規格・パラメータに対応した表面粗さ測定を実施します。
製品・部品の凹凸(表面粗さ)は設計上の意図として加工されたものもあれば、加工中の刃物の揺れ・切れ味、材料の性質等が要因となり発生してしまうものもあります。こうした凹凸はある定められた方法で測定・数値化し、管理することが要求されます。 本サービスでは、豊富な形状・サイズの測定子と各種の規格・パラメータへの対応により、幅広い表面粗さ測定のご対応が可能です。単なる測定数値だけではなく、表面の性状を視覚的に表現したグラフィカルな報告書もご提出可能です。
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基本情報
【接触式による表面粗さ測定】 測定子(円錐ダイヤモンド)を測定物に接触させ、一定の評価長さを走らせることにより測定を行います。X軸最大200mm、Z軸最大1,000μmまでの範囲において同時測定が可能です。 【非接触式による表面性形状測定】 接触式の測定では線の情報しか得られませんでしたが、非接触式の光干渉による測定では面での情報も得ることができ、より視覚的な評価を行うことが可能です。 【国際規格にも対応】 製品の品質・評価の多様化から、表面粗さの各種規格・パラメータが大幅に改正されました。弊社ではJIS1982、JIS1994、JIS2001といった新・旧の規格、各種パラメータ、またISO、DIN、ASME、CNOMOといった様々な国際規格にもご対応可能です。 【表面輪郭形状も測定可】 検出器の付け替えによって、投影機、工具顕微鏡等では測定することが困難な表面の輪郭形状の測定も実施可能です。
価格情報
- 測定内容によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
納期
※測定内容によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
・樹脂成型品、アルミダイカスト品、プレス品、切削部品等の各規格に準拠した表面粗さ測定 ・はんだボール部(球面形状) ・5μm高さ基準片(スリット形状) ・透明プラスチック定規の印字部(スリット形状) ・レーザーマーキング部(凹凸形状) ・輪郭形状測定も可能(※表面粗さ測定機で検出器の付け替えが必要)
企業情報
開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。