運用が極めて簡便な温度定点校正装置
堅牢で、輸送が容易、プローブの熱伝導誤差を補完するヒータと定点セルが一体型になった定点炉です。 公的校正機関の定点校正の技術は、民間機関に拡がりつつあります。しかし従来の定点炉は極めて高価で、プローブが短い場合は実施出来ないこともあります。またセル形状が小さい、低価格な定点実現装置は公的機関の装置と比較して実現精度が劣ります。アイソタワーは規格が通常求める必要なプローブ挿入長さを確保しています。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
現存するアイデアとは離れ、新しい技術のキーは、細長い管を内蔵したデュワー状のヒートサイフォンです。セル内部で金属が融解、凝固するときに不均一温度にならないようにしています。セルはその中にきっちりと組み込んでおり、その周りを高純度なアルゴンで満たしそして封じています。
価格情報
-
納期
用途/実績例
英国内国研機関、他公的機関との比較試験(実証研究)済み、インジウム・スズ・亜鉛・アルミニウムで市販を開始。2010年中に銀・銅点モデルの開発を終了し、市販化する予定。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
日本の産業界の発展に、温度センシングという立場からお客さまと共に歩み続けています。 製鉄から電力、石油化学、半導体、更には様々な環境設備、処理施設や医療の世界へと、温度センサに求められる計測環境の厳しさや機能、性能は益々高度化し続けています。 現在、本社機能と新工場を併せ持つ新社屋を竣工し(2004年)、原材料生産工場、ヒータ工場製造工場を竣工しました。これを機に、国内だけでなくグローバルな品質保証となる温度センサやマイクロヒータの提供と校正サービスの拡充や、新たな情報源となりうる未来へむけた温度計測技術やセンサの開発拠点としても、その第一歩を歩み出したいと考えています。温度を正しくフィールドからユーザーに伝えつづけていくこと、それが山里産業の永遠のテーマです。