引掛け作用により、糸が突出・引きつれを起こす度合いを評価する試験機です。
・織物及び編物のスナッグ試験のうち、A法(ICI形メース試験機法)を行うための試験機です。 ・薄地及び密度の粗い生地を除く織物・編物に適しています。 ・円筒状に縫った試験片を、表を外側にして回転シリンダに巻き付けて固定します。 ・メース(スパイクボール)と試験機の誘導ロッドとの距離を確認して、回転シリンダを毎分60回転の速度で100回転させます。 ・試験後の試験片は、判定用キャビネットを用いてスナッグ判定標準写真と比較することで等級を判定します。 <参考規格>JIS-L1058、ASTM-D3939 【カタログダウンロードについて】 下記関連リンクまたはお問い合わせからカタログ請求をお願いいたします。 ※単品カタログがない製品については総合カタログを請求ください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■掛け数 :2個掛(個別動作式) ■試験片 :200 × 330 mm ■メース :直径 φ31.8 mm、質量 160 g(くぎを含む) ■くぎ :11 本、先端半径 R0.127 mm、突出部長さ 9.5 mm ■回転シリンダー:外径 φ82 mm(ゴム層厚さ 3 mm)、幅 210 mm ■シリンダー回転速度:60 rpm ■フェルト :厚さ 3.2 mm、幅 165 mm ■誘導ロッド :外径 φ10 mm、幅 122 mm ■カウンター :6桁(プリセット式) ■シリンダーと誘導ロッドの距離:60 mm ■メースと誘導ロッドの距離 :46 mm ■付属品 :ゴムリング・・・ 4個、位置ゲージ・・・ 1個、試験片取付治具 ■オプション :安全カバー、判定用キャビネット ■電源 :AC 100 V、単相、5 A、50/60 Hz ■寸法、重量 本体 : 約 W550 × D500 × H500 mm・約 50 kg 判定キャビネット: 約 W500 × D590 × H500 mm・約 25 kg
価格情報
オープン価格
納期
用途/実績例
※詳細はお問合せください。
企業情報
安田精機製作所では、品質を試験データで保証し、品質管理における諸問題を解決する試験機作りに地道な努力を重ねています。その多くは世界標準規格に適合し、ボーダーレス時代に必須の条件を満たしています。御社の品質管理・研究開発に、「YASUDA SEIKI」の独創的な物性試験機をお役立てください。