超硬質セラミック被膜ファインコーティングは、 通常のCVDよりも低温で成膜させるため、クラックのない緻密な炭化物被膜を形成が可能
ファインコーティングVCは溶融塩法による炭化バナジウム(VC)被膜生成方法です。VC被膜は立方晶の構造を持ち、HV3000以上の高硬度があります。独自の真空拡散熱処理と組み合わせて、従来のTD処理の課題である歪みや変寸を少なくいたしました。 【特徴】 ■膜種 VC(炭化バナジウム) ■膜硬度 HV3000 ■膜厚 7~12μm 【適用材料】 ■金型用工具鋼(SKD11相当材) ■高速度鋼(SKH51等) ■合金工具鋼 ※詳しくは資料をDL、もしくはお問合せください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【最大処理寸法】 ・φ500x700L 【留意点】 ・CVDやTDプロセスと同様の高温での処理となります。母材の変形や寸法変化を極力少なくした処理方法ですが、特徴をご理解の上ご発注お願いします。ご質問はお気軽にお問い合わせください。 ※詳しくは資料をDL、もしくはお問合せください。
価格情報
-
納期
用途/実績例
プレス金型・鍛造金型・各種耐摩耗性部品
詳細情報
-
適用事例01 自動車用プレス金型 材質:SKD11 寸法:150x260x80 目的:焼付き防止
-
適用事例02 マンドレル(芯金) 材質:SKD11 用途:ステンレスパイプのベンダー(曲げ)金型
-
適用事例03 プレス金型 材質:DC53 用途:ステンレスの深絞りダイ(左)とパンチ(右)
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
株式会社ケンテックは、ファインテックの表面処理部門として独立した会社です。 ファインテックでの長年の熱処理技術と真空技術そして表面処理技術を駆使し、 画期的なセラミック硬質被膜ファインコーティングを開発いたしました。 ファインコーティングは耐久性・耐摩耗性・耐焼き付け性・耐酸化性に優れた効果が期待できます。 これにとどまらず、ケンテックはコーティング技術のパイオニアとして更なる表面処理を開発していきます。