最新鋭のストップトフローシステム
ストップトフロー法とは、試料溶液を高速に混合し瞬時にフローを停止してその後の試料溶液の可視・紫外・近赤外領域の吸収スペクトル・蛍光などの変化を高速に測定する方法です。均一系触媒の反応・酵素反応・酸化還元反応・構造形成・粒子生成など、ミリ秒~秒オーダーのさまざまな高速反応の反応速度測定、短寿命中間体の検出を行うことができ、これにより反応活性の評価・反応の活性化エネルギーの導出・反応機構の解析、反応阻害剤・促進剤の評価・類縁物質・新規材料の特性比較などが可能です。
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基本情報
ストップトフロー法で試料を高速に混合し、その反応過程を紫外-可視-近赤外時間分解吸収スペクトルにより追跡します。 ・スペクトルは最短1ms間隔で最大16384本測定可能 ・擬似対数サンプリング測定により、ミリ秒〜分〜時間をワンショットで測定可能 ・波長-時間軸変換機能と非線形最小二乗フィッティング機能により、測定したその場で反応速度を算出 ・蛍光測定や、レーザーと組み合わせたフローフラッシュ測定にも対応可能 ・近赤外線領域での測定にも対応
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途例】 ・ポルフィリン系/フラーレン系など新規な金属錯体/有機合成物質の特性評価 ・活性酸素/フリーラジカル/抗酸化物質の反応機構の解析 ・薬剤特性の測定 ・ナノパーティクル合成過程の解析 ・人工ヘム蛋白質の反応機構の解析、特性評価 ・蛋白質とリガンドの相互作用の解析 ・蛋白質フォールディングの反応過程の解析 ・アクアポリンなど膜蛋白質の活性評価 その他 さまざまなオプション、特注にも対応いたします
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ユニソクは、ユニークな測定機器のクリエーターをめざして1974年に発足しました。主に超高真空型の走査型プローブ顕微鏡(SPM)を自社開発し大学、公的機関、及び民間企業や研究所に販売しているメーカーです。長年に渡って高速分光測定装置や走査型トンネル顕微鏡等、先端的な測定機器の開発、製品化を行い国内及び海外の大学や研究機関に納入し、その技術内容は基礎研究分野の研究者から高い評価を得ております。近年、走査型プローブ顕微鏡は、特に試料表面の原子レベルでの観測手段として、近年、著しく高性能化、多機能化が進んでいます。その用途も主に物理学分野から化学、バイオ関連分野に広がりつつあり、まさにナノテクノロジー、ナノサイエンスに欠かせないツールだと言えます。