紫外~可視~近赤外のレーザーフラッシュフォトリシスシステム
フラッシュフォトリシス法は、光の吸収や発光をプローブとして、対象物質の「瞬間」の姿を捉える方法です。 プローブとしては、これまで紫外〜可視光の波長領域で多くの研究が行われてきましたが、近年では近赤外領域の有用性が認識されつつあります。 一方、計測システムの時間分解能は、物質に反応を起こすパルス励起源の時間幅と、検出器の時間分解能で決まります。
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基本情報
TSP-2000は、世界で初めて紫外〜可視〜近赤外をワンクリックで測定でき、かつその全波長領域でナノ秒の時間分解能を有するシステムです。 パルス励起源としては、YAGレーザーのほか、エキシマレーザー、窒素レーザー、パルス電子線などと組み合わせることが可能です。
価格情報
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納期
用途/実績例
アプリケーション例: 化学修飾フラーレンの光化学特性の測定 光水素発生デバイスの解析 フォトクロミック分子の光化学特性の測定 太陽電池デバイスの解析 希土類近赤外発光の寿命測定 (発光測定モード) 一重項酸素発光の観測 (発光測定モード)
詳細情報
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表示画面:任意の波長で回折格子と検出器が切り替えられます
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測定画面
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ユニソクは、ユニークな測定機器のクリエーターをめざして1974年に発足しました。主に超高真空型の走査型プローブ顕微鏡(SPM)を自社開発し大学、公的機関、及び民間企業や研究所に販売しているメーカーです。長年に渡って高速分光測定装置や走査型トンネル顕微鏡等、先端的な測定機器の開発、製品化を行い国内及び海外の大学や研究機関に納入し、その技術内容は基礎研究分野の研究者から高い評価を得ております。近年、走査型プローブ顕微鏡は、特に試料表面の原子レベルでの観測手段として、近年、著しく高性能化、多機能化が進んでいます。その用途も主に物理学分野から化学、バイオ関連分野に広がりつつあり、まさにナノテクノロジー、ナノサイエンスに欠かせないツールだと言えます。