キャステムのロストワックス技術はアメリカで確立された基礎技術に頼ることなく、独自の研究開発によって得られた独特のノウハウを持って
形状:複雑な形状のもの、三次元的な曲面を有するものを、低コストで量産できる。 材質:特殊鋼、ステン、銅合金、アルミ合金と自由に選択できる。また、材質変更は、同じ金型を使えますので、試作段階において比較検討しやすい。 強度:隣接部品や付属部品を一体化して鋳造できるため、組立、溶接による弱点部分をなくすことができる。鋳造品や、加工しろの多い部品に発生する残留応力による、方向的弱点がない。可動部分については、軽量化することによって不必要な慣性力をなくすことができ、耐久性が増す。以上のように、形状、材質の2方面から自由に強度を追求できる。 鋳肌:鋳込材質によって多少の違いはありますが、小部品12S程度、大部品20S程度です。 精度:他の鋳造法と比べて精度は高く、加工工程数の低減を図れます。
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基本情報
ロストワックス法は従来の鋳造に比べ、格段に高い寸法精度と美しい鋳肌が得られます。また、隣接部分を一体化したような複雑形状の量産も可能。さらに、チタンをはじめとする高レベル鋼材への対応も可能で、アルミ・亜鉛などの低融点の鋼材を主材料とするダイ・キャストよりはるかに多くの鋼材を選択することができます。このような特徴をもつロストワックス法は古くから知られた鋳造技法のひとつの手法にすぎません。しかし、キャステムのロストワックス技術はアメリカで確立された基礎技術に頼ることなく、独自の研究開発によって得られた独特のノウハウを持っています。これまで切削加工によってしか、なしえなかった高精度のネジやギヤまで製造可能。業界他社の追随を許さないハイレベルな品質を示しています。
価格情報
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納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
各種残業機械部品、医療機器部品 金型コスト 金型制作費がきわめて安価(プラスチック部品用金型と比べて約1/5)で、かつ一度制作した金型は半永久的です。同じ金型を使っての設計変更、材質変更も容易です。 生産コスト <試作段階、少量生産>金型コストが低いため、製品1個にかかる費用は、他製法に比べて、確実に安価です。<量産段階> 製品に応じて最も適した方案をとり、低価格を実現します。 加工コスト 機械加工が不要になるか、きわめて低減できます。これによって従来使用を見合わせていた加工困難な材質への変更が容易です。 組立コスト 加工の都合上、数個の部品を組み合わせて使用していたものを、一体化して、安価に製造できます。このことによって大幅なコストダウンが期待できます。
企業情報
甘えなき「もう半歩」の姿勢で長年培ってきた「ロストワックス精密鋳造」 3Dプリント技術を活用した、次世代精密鋳造技術「デジタルキャスト」 1991年に米国特許を取得した「MIM(金属射出成形)」 さまざまな技術で最適なご提案!お客様のモノづくりを徹底サポート致します! 多品種小ロットの複雑三次元形状を得意とし、金型製作から鋳造、機械加工、簡単な組立(アッセンブリ)まで社内一貫体制で行います。医療機器、半導体、工作機、航空関係など様々な業種へ製品を提供しております。 「つくればいい、1個から」。 試作1個から量産対応までを幅広い製法選択で提案可能。 様々なサプライヤー探し、相談先検討を行う時間短縮も可能にし、検討時間という管理的コストと製品コストダウン提案で、本物のトータルコストダウンパートナーとなります。 半世紀以上前、工作機械を手作りするところからキャステムの鋳物づくりは始まりました。 現在ではロストワックスの一般産業部品製造で国内トップシェアの企業となり、 世界最高精度の3Ⅾ光造形技術を使ったマイクロレンズ、マイクロニードルなどの生産にも取り組んでいます。