高硬度・電気絶縁性・赤外線透過性などを持つカーボン薄膜
DLC(Diamond Like Carbon)とは、プラズマを利用した気相合成法により合成される 高硬度・電気絶縁性・赤外線透過性などを持つカーボン薄膜の総称です。 DLC膜の構造は通常水素を若干含有した平滑な非晶質(アモルファス)構造で ダイヤモンド結合やグラファイト結合などを持つものと言われています。 DLCは、作製方法によって特性が異なります。 膜中の水素の有無によって、膜の硬さおよび密着力が異なります。 使用する条件によって膜質を選択する必要があります。是非ご相談ください。
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基本情報
【特徴】 DLCにはこのような作製方法がございます。 ◯スリックコート-S 低硬度、低摩擦係数で潤滑性を持った被膜です。 低内部応力のため、厚膜処理(Max3.0μm)が可能です。 ◯スリックコート-H 高硬度で耐摩耗性に優れています。 低摩擦係数で潤滑性を持った被膜です。 ◯スリックコート-F 中硬度で密着性に優れています。 大気・水・油中において低摩擦係数を示します。 ●詳しくはお問い合わせ下さい。
価格情報
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納期
用途/実績例
用途・実績例 1.切削工具 2.金型機 3.自動車の駆動系部品 4.その他
企業情報
弊社は、特殊金属部品や表面処理を行う事業を展開しています。TiN、 TiCN、TiAlN、CrN、DLCといったチタンコーティングや、シャットオフノズル、ミキシングノズルなど射出成型機部品など、分野、生産品目が数多いためセールスエンジニアリングを行い、一括して紹介することが必要になってまいりました。 我々は分野を超えた技術の融合と調和をめざし、積極的なセールスエンジニアリングを展開しています。