生体磁気計測、電子顕微鏡などに用いられる磁気シールドルーム
▼磁気シールドルーム・磁気シールドケースの特長▼ ●磁気シールドルーム 磁気シールドルームとは、建築物の壁・天井に支持させるように磁気シールド材料を取り付けてルームを構築していく方式です。現場での作業がメインとなり、比較的に大型のルームに用いられます。また、建築物の壁がない部分にもパーティションを立てて新たに壁面を作ることも可能です。 ●磁気シールドケース ルームに比べ小型の箱型シールドです。主に電子顕微鏡などの電子ビームを用いた測定装置に用いられ、装置をすっぽりと覆うように設置し、外部磁界から守るシールドです。 アルミあるいはステンレスのフレームにより自立し、パーマロイの磁気シールドを構築いたします。扉・開口の位置や大きさもご要望に合わせて設計いたします。 ※製品に関するお問い合わせ、ご相談は当社ホームページのお問い合わせフォームよりお願いいたします。 【お問い合わせ】https://www.ohtama.co.jp/contact.html
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基本情報
医療、工業、研究といった幅広い分野にわたり、私たちの周りには磁気を利用する技術、あるいは磁界発生を伴う技術が多く存在しています。その一方で、磁界により影響を受ける精密機器も広く利用されており、近年ますます高精度化が進むとともにさらに磁界の影響を受けやすくなっています。 オータマではお客様のニーズに合わせ、磁界を発生する設備や磁界の影響を受けやすい設備に対してシールドの設計・施工を行っております。 その他の機能や詳細については、お問い合わせください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【主な用途】 ●病院 次世代の診断法として期待されている生体磁気計測。脳の高次機能の解明、心臓疾患の早期発見や脊髄神経機能疾患の診断に役立ちます。生体磁気は極めて微弱なため、計測するために私たちの生活環境に存在する磁界の影響をなくす必要があります。その為に磁気シールドルームが用いられます。 ●機器 電子顕微鏡は磁気の影響を受けやすく、使用時に「画像がぶれる」「時間帯によって不快になることがある」といった症状が出ることがあります。 このような場合、磁界環境が悪いことが考えられ、磁界対策を行えばいつても快適に使用できる可能性があります。 【その他の使用例(場所、機器)】 ・半導体工場 ・研究所 ・オフィスビル ・病院 ・コンピューター室 ・電子ビーム描画装置 ・電子顕微鏡 ・CRTディスプレイ ・MRI ・エレベーター ・電力ケーブル ・電気室 ・電車 ・MRI
詳細情報
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シールドルーム内部
企業情報
オータマは、パーマロイによる磁気シールドの専門メーカーです。 測定、設計、製作を一貫して行っております! 2015年に八王子みなみ野工場が完成し、稼働を開始しております。