微弱な磁気信号を大きくとらえるためのコア、磁気を影響のないところへ誘導するためのシールド
●電流センサー 電流のクランプコア(クランプメーター)は、電源線を挟み込んで測定を行いますが、高感度が要求されるものにはパーマロイが使われているものがあります。また、丸型や角型の巻き鉄心の一部をカットしたギャップコアは、カット部分にホール素子を挿入して磁界を検出します。僅かな磁場でも検知するパーマロイは、ハイブリッド車や電気自動車のバッテリーを制御する上で重要な役割を担います。 ●CT(変流器)コア 変流器は電流値を上げ下げする機器で、一次側の大きな電流を二次側で扱いやすい程度まで下げる場合などに有効です。配電盤などの漏電ブレーカーに使われているZCT(零相変流器)はそのひとつで、感度の高いパーマロイは電気の僅かな漏れもしっかりと感知します。 ●EIコア 文字通り「E」や「I」の形をしたコアです。パーマロイ製のコアは、他の磁性材料に比べて透磁率が高く、小型電源トランスや変流器などに使われます。 ※製品に関するお問い合わせ、ご相談は当社ホームページのお問い合わせフォームよりお願いいたします。 【お問い合わせ】https://www.ohtama.co.jp/contact.html
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基本情報
パーマロイは磁気を通しやすい性質を持っています。磁気センサーは、この性質を用いており、微弱な磁気信号を大きくとらえるために使用されるコアと、悪影響をおよぼしている磁気を影響のないところへ誘導するために使われるシールドがあります。コアとシールドは表裏一体の関係にあるものです。 オータマでは、お客様からいただいた図面を元にコアやシールドの加工を行っているほか、熱処理のみの委託も承っております。長年の経験から異なるメーカー・材料の特性を最大限に高めることが可能ですので、お気軽にご相談ください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【主な用途】 ・自動車 ・電源トランス ・変流器 ・漏電ブレーカーなど その他の機能や詳細については、お問い合わせください。
企業情報
オータマは、パーマロイによる磁気シールドの専門メーカーです。 測定、設計、製作を一貫して行っております! 2015年に八王子みなみ野工場が完成し、稼働を開始しております。