【表面処理】ダイクロンコーティング(耐摩耗性、耐熱性、密着性)
ダイクロンコーティング(耐摩耗性、耐熱性、密着性、耐エロージョン性・耐キャビテーション性、寸法精度)
■優れた特性 1,耐摩耗性が良い ダイクロンは硬度がビッカース硬度HV1000前後です。 2,母材との密着性が強い 素材との密着性が強いダイクロンコーティング独自の混合触媒を用いて、母材との密着性を強化しました。その結果、母材との分子間結合力が高い被膜を形成しています。 セラミック・金属溶射、硬質クロムめっきでは不可能な、処理後の曲げに対しても目に見えるクラック発生や脱落がほとんどありません。但し、数十回を超えるような繰返しの曲げでは影響を受けます。 3,耐熱性が良い 非金属元素を素材に浸透拡散させコーティング層を電気的に析出させるため、急熱・急冷によるヒートショックにも優れた性能があり、処理材は400℃の温度下でも硬度HV800を維持しますので高温でのご使用も性能をほとんど下げません。※焼付きが生じにくい特性もあります。 4,表面の寸法精度が高い 硬質クロムめっきに比較して、冶具等の工夫により膜厚むらが少ないです。高硬度のため、下地処理の状況に依存しますが、鏡面(鏡の様なツルツルな面)仕上げも可能です。研磨・研削の後加工も可能です。
- 企業:蒲田工業株式会社
- 価格:応相談