【基板実装】
想定外の不具合 の発生を 知識、 経験、責任感 を以って未然に防止します
基板実装は、一見単純そうに見えて、実は多くの落とし穴が潜む工程です。 例えば、あるICメーカーは、部品底面にGND兼放熱用端子を設け、さらには基板側のランドに放熱を助けるスルーホールを穿つ事を推奨しています。そして、基板設計者は、データシートの指示を忠実に守り、スルーホールを穿ったランドを設計します。ところが、万全を期して設計し、最新設備で実装されたはずのピカピカの基板に火を入れてみと、なんと 何枚かが動きません。 そうです。 一部の方はお気付きのとおり、このような端子とランのド関係に於いては、メタルマスクで塗布された半田ペーストが、放熱を助ける目的で穿たれたスルーホールに吸い込まれてしまい、結果的にIC底面のGND兼放熱用端子と基板のランドをきちんと半田付けするだけの半田量が確保されなくなってしまったのです。 そして、部品選定した依頼者も実装の現場もスルーホールの存在に気付いていなかったのです。 エレクトロ・システムは、このような 思わぬ不具合 発生の要因を 知識、 経験、責任感を以って未然に潰す事こそが、プリント基板実装に於ける付加価値だと認識し、日々の研鑽と努力を積み重ねています。
- 企業:エレクトロ・システム 株式会社
- 価格:応相談