PROXIMAL BALLPROBE 非接触広域型プローブ
広い領域のラマンスペクトルの測定を可能にした非接触ラマンプローブ
広域型プローブはレンズの有効口径が8mmと通常プローブより広く,試料からのラマン散乱光を広く収集することを可能としました.また作動距離(焦点距離)は3cmであり,バイオ医薬品、製薬そして食品分野で非接触測定を可能し,交差汚染や異物混入リスクを軽減し測定することができます.
- 企業:株式会社テックアナリシス
- 価格:100万円 ~ 500万円
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広い領域のラマンスペクトルの測定を可能にした非接触ラマンプローブ
広域型プローブはレンズの有効口径が8mmと通常プローブより広く,試料からのラマン散乱光を広く収集することを可能としました.また作動距離(焦点距離)は3cmであり,バイオ医薬品、製薬そして食品分野で非接触測定を可能し,交差汚染や異物混入リスクを軽減し測定することができます.
低波数領域のラマンスペクトルを非接触,非破壊で測定することができます.
TH-RamanProbeシステムはレーザー光源および電源などで構成される制御部とレーザー光を試料へ照射や試料からのラマン散乱光を受光するプローブで構成されています.励起レーザーをカットする特殊なノッチフィルターはプローブ部に内臓されています.高いスループットをもつサファイアレンズを搭載したプローブは測定の目的に応じて短焦点と長焦点の2種類が用意されています.
成分の分散が不均一な試料のラマンスペクトル測定に効果を発揮します.
2019年にラマン分光法は第十七改正日本薬局方第二追補へ「ラマンスペクトル測定法」として収載された.同分光法は非接触・非破壊で有効成分の定量評価に有効なことが知られ,近年は反射法に加え,透過法や,有効成分の結晶多形の評価に有効である報告は多数ある.プロセスの工程管理とくに有効成分の定量では近赤外分光法が有効であるとの報告もあるが,不均一に分散した有効成分の定量的な評価が困難であるとの報告もある.そこで広範囲の領域からラマン散乱光の収集が可能な広域型ラマンプローブの有効成分の複数の結晶形の定量的評価の実用性を評価・検討を実施した.