アルマイト加工(処理)
アルミニウムに耐食性を付与させる処理です
アルマイト加工(処理)とは、アルミニウムの陽極酸化処理のことで、アルミニウムを陽極(+極)で電解処理して人工的に酸化皮膜(アルミニウムの酸化物)を生成させる表面処理のことです。 アルミニウムの性質上、軽くて加工しやすく、鉄と比較すると錆びやすいという特徴がありますが、その反面、表面に傷がつきやすく、その傷が原因で化学反応が起き製品が腐食することもあります。 そうしたアルミニウムの弱点を補うのが、このアルマイト加工(処理)です。 アルマイト加工(処理)によってアルミニウム表面に酸化皮膜を作ることで、耐腐食性や耐摩耗性に優れた丈夫なアルミニウムを作ることができます。 アルマイト加工(処理)の方法には、白アルマイト加工(処理)、硬質アルマイト加工(処理)、テフロン硬質アルマイト加工(処理)、着色アルマイト加工(処理)という4つの方法があります。 製品の使用環境や目的などに応じて適切なアルマイト加工(処理)を施していきます。
- 企業:三和メッキ工業株式会社
- 価格:応相談